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タイガー&ドラゴン 品川心中 [タイガー&ドラゴン]

見終わった後は涙がとまらずに、しばし放心状態・・・
ラスト、ニュースを見つめる師匠と竜二。
虎児が手錠をかけられパトカーに押し込められる
「親父、小虎さん・・・笑ってるよ・・・」 
画面には笑っている虎児の映像が。
虎児の選択がせつなすぎて、
今も思い出すと涙が出て困ってしまう。

来週の最終回は予告を見ただけで泣けてしまったので、
絶対に録画してひとりでみなければ
そんな日に限ってナイター中継なんてあるんだから 
時間がずれちゃうじゃないの

劇中劇で品川心中をやっていたし、
メグミちゃんが自殺志願者達の練炭自殺に
巻き込まれる話もあったのに、
虎児のことが心配で虎児ばかりに気をとられて
あまり印象に残らなかった・・・

 

竜二がもう一度弟子にしてくれと、
家に戻ってくるときのハイテンションな
妄想シーンには笑ってしまった
「ドラゴンドラゴン チャンドンゴン」
あんなにどん太兄貴の芸風を嫌っていたのに
高座でやってしまいましたね。
引いていくお客に「よーし あったまってきた オレ」って・・・

みんなが虎児に優しい。
流星会が資金に困っていて
日向さんまでがアルバイトで食いつないでいるのに、
虎児には隠しているし。
日向さんがウルフ商会に襲われて
大けがして入院しているのに
それも隠している。

組長は借金の最後のハンパな金額のことを
「最後の10万はな、わしが短い噺、教えたるわ」
と嬉しそうに話す。
虎児が噺家として成長したのを認めてくれているからの言葉だよね。
以前はおまえはおもろないわと言ってたのに・・・

高田亭とジャンプは、芸能協会でカンパを集めて、
これで借金を肩代わりできると虎児に言う、
でも小虎は
「金じゃねえんだよ。オレ、落語の腕を上げて客を笑かして
その結果として堅気になりてえ」
「悪いな、気持ちは嬉しいけどよ 
オレ優しくされるのになれてねえからさ」

ウルフ商会の力夫には虎児がウルフ商会に入れば
流星会には手をださないと言われる。
「オレがそっちに行くか、
流星会がなくなるか二つに一つってことか」

師匠の品川心中の稽古に身の入らない虎と竜
「心ここにあらず かけるツーだな」
「あたし達の商売はお客様を楽しませることだよ」
「ダメだって笑うんだよ。
どんなに追い込まれたって平気で笑っていられるのが本物なんだよ」

小虎にどん兵衛の名前を継がせたいという師匠に
「オレは、師匠がオレのために付けてくれた
小虎という名前が大好きだ」と言う。
由緒ある名前よりも。
師匠が小虎という名前を虎児に付けてあげて本当によかった。
小百合ちゃんと一緒に泣けてしまう

流星会がウルフ商会に襲われる。
「ここまでされて黙ってるんですか?堅気がそんなに偉いんすか?」
という銀次郎にケガをして横たわる組長は、行ったらいけない
行ったら後戻りできなくなる
「おまえはわしらの希望の星や」とつぶやく。

「うるせえ」と怒鳴り師匠からの預かり物、
RELOXの時計を引きちぎる虎児。
銀次郎をサポートしてウルフ商会に
殴り込みをかける虎児は鬼のような形相だった。
力夫を締め上げて片を付けてから、自首すると言う虎児。
「兄貴・・・」とつぶやく銀次郎に
「兄貴じゃねえ、虎だろ!」
深々と頭を下げて
「うまく逃げてください・・・ 二代目」

坊ちゃんに二代目としてのハクをつけさせ、
二度と流星会に手出しをさせないようにと
ウルフ商会を壊滅状態にし、
虎児は自分を拾って育ててくれた組長に義理を果たした。

あんなにいろいろな人に優しくされたら、
自分はそれほどの価値がある人間なのかと
考えてしまうよね。優しくされるのに慣れてないし。
恩義を返すことが自分にとって最優先という虎児の選択でした。

自分の噺家になりたいという望みは
後回しにせざるを得なかったのが悲しい。
笑わせることも笑うことも自分の人生には必要ないと思っていた虎児。
それなのに、この場面であの笑顔です。

次週は最終回。小虎の高座をもう一度みたいです。
みせてください。


タグ:クドカン
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コメント 2

スゥ。

2度目だから大丈夫と思っていたのですが…
やっぱり泣いてしまいました。

でもソコントコはmiyucoサンの本文にお任せして周辺を。
落語『品川心中』の配役はコロコロ変わります。
お染=メグミ→リサ。
2人とも可愛い。殊にリサの白無垢の綺麗さは特筆。
金蔵=竜二→保→銀次郎→虎児。
みんな間抜けっぷりが素敵で、現実部分の深刻さと落差が大きい。
初の髷姿で日向サンも兄貴役で登場。
博打を打ってる場面では林屋亭の面々が勢揃いで賑やか。

改めて、なんて贅沢な作りのドラマなんだろうと感じます。
ヤラシイ話、落語部分を除けば費用も手間も省けるでしょうに。
それでも話の展開だけなら充分追えるしクドカンなら面白く書けるでしょう。
でも。
『粗忽長屋の回』のコメントと逆の云い方になりますが、犯罪者や社会不適応者を、ただ法に照らして断罪しないのが落語であり、それに代表される私達の(かつて持っていた)文化です。
その落語場面をフラッシュバックのように織り込んでゆくことで、いくらそうしてやりたくとも現実には叶わないであろう最終回の大団円へ向かわせられるのではないでしょうか。

世知辛い今の世のファンタジー「ありえない話を面白く語る」
『タイガー&ドラゴン』はドラマでありながら正しく落語を体現してしまったのかもしれません。
by スゥ。 (2006-08-30 12:24) 

miyuco

>スゥ。さん
自分で書いたものを読んだだけでも泣きそーになってしまう。
それくらい笑っている虎児のインパクトは凄かった。
破滅に向かっていくのがわかるのに、どうする事も出来ない。
そのあげくがあの笑い顔ですからね。
でも、『品川心中』の部分、あんまり憶えてないです^^;
脚本のクオリティーの高さに圧倒された回でした。
落語の神髄をドラマにする、脚本と役者がかみ合って実現した
奇跡のような作品だと私も思っています。
by miyuco (2006-08-30 14:30) 

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