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小田和正さんのこと クリスマスの約束 vol.1 [music]

小田和正さんのファンの方って
本当にたくさんいらっしゃるんだと実感しています。
小田さんの記事を読んでくださる方が多いようなので。
読んでくださった方に心苦しいです・・・
実は、小田和正さんの最近のCDは全然聴いていません。
何と言えばいいのか・・・
昔の恋人みたいなものっていうのか・・・(完全に片思いなのに)
オフコース時代は本当に大好きで毎日のように
繰り返しアルバムを聴いていました。
でも・・・私の感じ方が変わってきてしまったんでしょうね・・・

「クリスマスの約束」でいろいろな曲を歌っていたときも、感動したのは
ミスチルの「Tomorrow never knows」を
小田さんバージョンで聴けたことだったりするわけです
2001年の「クリスマスの約束」は小田さんが
「一緒にテレビ番組で歌いませんか」
という手紙を出して、でも結局は誰も来なかったので、
来なかったアーチストの曲を
小田さんが歌いますという番組でした。

以下 「クリスマスの約束」の覚え書きです。

この国で僕らのような音楽をやってきた者にとって
今大切なことは一体なんだろう?
で、思ったのです。
それは同じ時代を生きて音楽を作ってきた人たちを認め、
愛し、尊敬することなのではないだろうかと。
偏見を承知で非難を覚悟の上で無数にある名曲から
一方的に7曲を選びました。あなたの曲をその一曲に選ばせて貰いました。
で、ここからが本題です。
この曲を一緒に演奏して貰えないだろうか
と言うお願いの手紙だったのです。
もし残念ながらあなたの不参加が決まったら
自分ひとりで演奏するつもりで臨んでいます。
もちろん出演を断られたとしても、
あなたに対する尊敬の気持ちは
いささかも変わることはありません。       
2001 10 5

こんな手紙を7通出して、結局当日はひとりで歌ったわけです。

それぞれの楽曲にはそれぞれのアーチストの
素晴らしい世界があって感動しました。
その感動をみんなに伝えられればと思うし・・・
ていねいに歌っていきたいと思います。

「夜空ノムコウ」 ・・・以下 小田さんのコメント
何度もステージで歌っています。
この曲は青春群像を非常に巧みに表現していると思います。
こんな曲が書けたらいいなと自分でも思うくらい
よくできていると思います。
この曲を歌うときの彼らの青臭いカンジが好きです。

「桜坂」
シンプルで力強くていいです。
(この曲を取り上げてくださること感慨深くうけとりました。
お誘いに答えることが出来なくて残念です。という返事を読み上げました)

「勝手にシンドバッド」
彼らはデビューから完成されていたね。

「真夏の果実」
あいつは歌うまいよ。
この歌があいつの曲のなかで一番好きかな。良い歌だろう。

「ひこうき雲」
多分僕の人生の中でこういう形容詞を使うのは
初めてだったんじゃないかな。
このアルバムは瑞々しい。どの曲もキラキラ輝いて。

「最後のシメの段階に入って
もっとみんなとやるべきだったんじゃないかと
そこで生まれる物がもっといっぱいあるんじゃないかと 
とっても思うからこんな事もやるようになったわけで
これからは絶対何があっても
誰のどんな小さな事もやろうと思うわけよ。」

「春夏秋冬」
手紙を書かないし誘ってないけれど。同世代へのエールということで。
「さよなら」
オフコースからちょっと離れたかんじで作った曲です。

「Automatic」
この若さでよくこんな詞を書くなと。情感もあってディテールもあって。

「Tomorrow never knows」
デビューしたときからこのバンドは、醒めていた。クールでカッコよくて。

「クリスマス・イブ」
犬猿の仲といわれている山下達郎について。返ってきた手紙について。

誰も出てくれなかったという事が一番のドラマなんじゃないかな
出てこない人を傷つけないで みんな本当に出てこれたらいいなってこと

「YesーNo」
「ラブ・ストーリーは突然に」
「君住む街へ」
「この日のこと」

この番組を観たミスチルの櫻井さんの手紙が小田さんに届き
翌年の「クリスマスの約束」で紹介されました。
小田さんは本当に丁寧に歌っていました。
音楽を愛し、それぞれの曲を尊敬する気持ちが満ちあふれていた
素晴らしいライブでした。
いささかも手抜きをしない、完璧をもとめる小田さんの気質がよく表れています。


タグ:小田和正
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