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タイガー&ドラゴン 子は鎹(かすがい) [タイガー&ドラゴン]

泣けて泣けてしかたなかった
録画して一人で観てよかった 

三年後、出所してきた虎児を出迎えたのはチビTひとり。
「おまえ俺にあんま思い入れねえだろ」
「ヒマだったから」ってことみたい。
「ハガキ届いてねえのかな・・・」

冒頭で「誰が迎えに行くかよ。
どっか見所があると思って目をかけてやったのに
しょせんヤクザはヤクザだよね。
山崎のせいでさ、おまえもオレも受けたダメージのことを
考えてごらんよ。」なんて竜二に言っていました。
山崎って呼び方・・・師匠、冷たいんじゃないですか。

「DRAGON SODA 」は
「CYBER DRAGON SODA 」になって
代官山と下北沢に支店を出しているし、
流星会は銀次郎が二代目を襲名して
ウルフ商会を傘下に置き、羽振りがよくなっている。

「立派に二代目継いでくれてオレはうれしい」という虎児。
「なんか虎ちゃん寂しそうだよ」と言われて
「寂しくなんかねえよ。もともと一人なんだからよ」
なんて寂しいこという。
虎児は寄席にも師匠の家にも近づかない。
「合わす顔がねえよ。
林家亭の看板に泥を塗っちまったんだからよ」

 

竜二がどん兵衛を襲名することを知る虎児。
どん兵衛が2人になっちまうじゃないかとそば辰にいうと
「自分の目で確かめてこい」と虎児を寄席へ行かせる
高座の師匠のめくりには「子虎」の名前が・・・

「林家亭どん兵衛あらため
二代目林家亭子虎でございます」
「タイガータイガーありがタイガー」

泣けます・・・虎児じゃなくても。
師匠、言ってることとやってることが全然違うじゃないの・・・

ジャンプに虎児のことを聞き
会いに行こうとする竜二を師匠が止める。

「師匠だって本当は未練があるんだろ。
じゃなきゃ弟子の名前ふつう継がないよ」
「オレと一緒であの人も帰るウチはここしかねえんだよ」

真打ちになろうとする竜二の立場が
悪くなるのを恐れて虎児を迎えに行けない
苦しんでいる師匠の気持ちを
どうしてわかってやらないのかと
小百合ちゃんは竜二をなじる。
最終回はどんちゃんが泣いちゃってるし。

虎児は下働きでもいいから使ってくれと
流星会事務所にやって来る。
それを聞き「なにぃ」とがっくりする日向さん。

組長として似合わないことをしている自分を
棚に上げて言いますけれど
「似合わねえことしてんじゃねえよ」と怒鳴る銀次郎。

そんな銀次郎に向かって
「おお! 銀次郎!・・・すげえ似合ってるぞ」と虎児。
虎児に深々とお辞儀をする銀次郎。

銀次郎は虎児をヤクザの世界に戻さなかった。
銀次郎も日向さんもずっと虎児の側にいて
彼がやってきたことを見ていたから。
銀次郎がとてもよかったです。

太郎が「RELOX」の時計を
怖い顔したおじちゃんから渡されたと聞いて
「子虎だよ」と家を飛び出す林家亭のひとたち。
どん兵衛は裸足・・・
前回引きちぎった「RELOX」の時計に
泣かされます・・・

組長と小春が結婚報告にやってくる。
虎児を迎えにいかなかったことを知りどん兵衛に怒鳴る

「山崎は借金返したら堅気にして
おまえに返すと言ったはずだ」

「オレだって迎えに行きたかったよ。
あんたらヤクザがうちの子虎を、可愛い弟子を、
つまんない争いに巻き込んだから、
だからここにいないんでしょ」

「ワシも迎えに行きたかったけど、
あいつはどんちゃんに譲っただろ、
だから行かれへんかった」
と泣き崩れる組長。
ふたりの気持ちもすれ違っていたのね。

エロエロ探検隊となったW竜は
「バスガイドパブ 桃色バス」の前で虎児をみつける
プラカード持ちをやっている虎児に
「サインください」とナンを差し出す。

小竜改め七代目林家亭どん兵衛襲名興業の幕が開く。
舞台には深々とお辞儀をしている
羽織袴の五人の林家亭たち。
口上が始まる。
どん吉、どん太と続き、師匠は「林家亭子猫」と名乗る。
そして五人目。顔を上げると・・・子虎。
「恥ずかしながら戻ってまいりました。
林家亭子虎です。いや三代目林家亭子虎です」

喫茶店で話す虎と竜
「落語やんねえの?
刑務所入ったくらいで落語やめちゃうんだ」
言いたいこと言ってスッキリしたと帰りかける竜二に、
流れるように虎児が喋りだす。
「子別れ」を話し始める。
嬉しそうな表情の竜二。
虎児は刑務所の中で落語の本を読み100以上覚えたと言う。

小虎の高座。「子は鎹」 
師匠は客席でみている。
竜二が師匠と虎児を引き合わせようとする顛末が語られる。
W竜の小芝居の成果で
バスガイドパブにいるという虎児に会いにいく師匠。
棟梁姿に変身した虎児が
何故かいきなり女房姿になった師匠と再会する。
「師匠!頼む!オレをもう一度粋で乙な男にしてくれ」
と土下座する虎児。
「わたしの弟子になっておくれ」
と頭を下げる師匠。抱き合う2人。
すいませんホモじゃないんで
ご心配なくととりなす竜二。
いいかげんにしろよと竜二に押されて
「三枚起請」のカプセルホテルの格好になる2人。

「今回ばかりはくやしいけどな お前のおかげだよ」
師匠「子供ってのはなんだな」
小虎「ああ、なんだなあ」
竜二「ああ、道理でカレーがないと食えないと言った」

小虎「そっちのナンじゃねえよ」

拍手。「よく帰ってきたな小虎」 鳴りやまない拍手。
泣きながら客席でお客に小さく頭を下げる
師匠。涙ぐむ小虎。
小虎の「タイガータイガー」に続けて客席の「じれっタイガー」の声。
一瞬驚き、喜び、泣きそうになる小虎の表情がとてもいいです。
何回も続く「タイガータイガー」「じれっタイガー」。
マイクを持って客席に降りる小虎。
泣いている師匠と肩を組む。
「タイガータイガー」小さい声で「ありがタイガー」と言う師匠。
何回も続く「タイガータイガー」「じれっタイガー」。

最終回がこういう終わり方で本当に良かった!
観ている私もしあわせな気持ちでした。


タグ:クドカン
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スゥ。

2度目だけどダメだろうと思っていたら、やっぱり泣けてしまいました。

もちろんブッフォッと吹き出す場面もありました。
笑いのツボは銀々の「その顔やめて!怖すぎ。眉の筋肉チカラ抜いて!!」までの、力夫・ヤスオ・日向サン顔面UP三連発。
でも、あとは……どん太のギャグ、今回が1番多く披露されてるのに、ネタが寒いからでなく展開が心配で笑えない (2度目なのに!)

“あんま思い入れがなく”たってチビTもリサも劉サンも、虎児に優しい。
事情を仄めかす蕎麦辰も半ちゃんも、林屋亭へ御注進に及ぶジャンプも、突き放す銀次郎も、みんな虎児を小虎に戻してやりたい。
組長と師匠は云わずもがな。
そこで、小百合ちゃんに自分からは動けない師匠の苦しい胸の内を聞かされていた竜二(+竜兵=W竜)の出番(茶番?)となるのですが…

本放送時公式HP掲示板で「題名の『タイガー&ドラゴン』は騙りだ。ドラゴン(=竜二)の扱いが薄すぎる。どこがW主演なのか」という非難が散見され、それまでにも「他人の虎児には優しいのに実子の竜二に冷たすぎる」といった投稿があったのですが、この回は特に「あれじゃあ誰の襲名披露か判らない。竜二が可哀想」との意見が多く見られました。

でも「あったこともねェ奴の名前なんかより師匠のつけてくれた“小虎”って名前が好きなんだ」と云い切る虎児に、小さく「やっぱ敵わねェな」と呟いていた竜二は、3年経って師匠と虎児、2人の鎹となることで、見事に竜虎並び立って見せます。
実の親子だからこそ生じてしまった(それも愛情から出た)齟齬を、外から来た虎児が、その真っ直ぐさで解消してくれたと同じ事を、竜二は“噺家として解決し”たのですから。

確かにラストシーンも、中央でコール&レスポンスを繰り返す小虎に比べて、舞台袖で「じれっタイガー」と呼応する竜二はW主演の片方には見えません。
しかし落語に出会ってからは一直線だった虎児に対して、外見はオチャラケてても内面にある迷いや屈折した心情を―やりてぇと思ってる事を、やれやれって云われるのってスゲェうぜぇンだよ―ほんの一瞬だけ垣間見せる暗い瞳で(若い頃のアラン・ドロン?)表現するという演技は、やはり充分主役のものであったと思うのです。

この番組で落語を“発見”した人がいたように役者・岡田准一を改めて発見した人達もいたのではないでしょうか?
by スゥ。 (2006-08-31 12:40) 

miyuco

>スゥ。さん
何度観ても、ダメですよね(><。)。。
この次のエントリー「宮藤官九郎に感謝」で書きましたが
私が岡田くんの演技を観たのはこれが初めてなんです。
ビックリしました。あのお猿さんみたいだった子が(V6デビュー時)
こんないい役者さんになったなんて、オバサン嬉しい、という気持ち。
私にとって竜二は十分にインパクトがありました。
ジャニーズファンは時々贔屓の引き倒しみたいなコメント入れるから
BBSへの書き込みもそういう流れだったりするかもです。
この作品での長瀬&岡田には、文句のつけようがありません。
by miyuco (2006-08-31 16:36) 

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