SSブログ

サバタイム SAVA TIME [大島弓子]

1月から始まって12月まで
そのときどきの季節のイベントを
猫のサバと一緒に楽しむエッセイマンガ
オールカラーのきれいな本です。



大島弓子さんはお正月が嫌いだそうです。
その理由をサバが教えてくれます。

この人が 一年でいちばん
気をおとす朝が この日なのである
なぜならば

街中の ほとんどの お店が 休みだから

戒厳令下のような静けさ

または 大地震の前で 全員逃げ去った 後のような
人気の無さ

いったい だれが 正月なんて 考えだしたものか

「サバタイム」が発売されたのは1991年
この頃のお正月はたしかに静かでした。
吉祥寺もシ~ンとしてたと思う。
でもいまは元日から営業しているお店もあって
「戒厳令下」のような空気を味わうことのほうが難しい。

いまとなってはあの空気が懐かしかったりします。
大島さんはどう思ってるのかな?
元旦からにぎやかな吉祥寺でホッとしてるでしょうか?

「サバタイム」の【4月】には桜が描かれています。

「わたし さくらのはなって
さわっても さわっても
とおいかんじがする」

という言葉があって、桜の季節になると思い出します。
(「猫もさわってもさわっても遠い感じがするんだよねー」
と続きます。大島さんらしい表現です
年が明けると桜まであと一歩という気がする^^
でもその前に【2月】のバレンタインデーと
【3月】の雛祭りがありますね。

「サバタイム」は絶版ですが白泉社文庫「サバの夏が来た」に
全編収録されています。カラーじゃなくて残念ですけど。

 

なんてかわいい門松♡ 大島さんのカラー大好きです。
このエントリーはびっけさんの新年最初の素敵な記事「ノン・レガート」
対抗意識を燃やしてインスパイアされて(笑)書きました


タグ:大島弓子
nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック

nice! 1

コメント 2

びっけ

miyuco さんをインスパイアした(マジ?!)びっけです。(笑)
あぁ、私が持っているのは文庫版の「サバ夏」なのです。
『サバタイム』のページを見ると、その豪華さ(カラー! 絵も大きい!)に、うっとりしてしまいます。
そうか!!
ネタに困った時のサバ頼み!
この『サバタイム』、毎月、使えそうですね。ニマリ。

今年も大島弓子ネタともども、よろしくお願いいたしマウス。
by びっけ (2008-01-07 22:06) 

miyuco

はい、インスパイアされました[ニコニコ]
大島さんのカラーはほんとにきれい[ラブラブハート]
カラーはそのままにして全集を出して欲しいです。
萩尾さんのパーフェクトセレクションみたいに。

そうそう「サバタイム」はネタに使えますよ[ぴかぴか]
バトンはびっけさんに渡しました[!!]
nice!とコメントありがとうございました♪
by miyuco (2008-01-08 15:31) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0