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映画 『20世紀少年』 [日本映画]

天国にいるマーク・ボランはおもしろがっているでしょうね。
事故死した1977年から30年以上もたっているのに
日本の映画館やTVで連日自分の曲が流れているのだから。
ロックは時空を超える。
原作のメッセージのひとつである音楽の力を讃えるという部分を
別の形で実感したような気がします。

原作の完コピを目指したということですが
それは成し遂げられていたようです。
見たことあるアングルが画面に再現される。
私は楽しめました。
楽しめちゃったから映画としての出来が
いいのか悪いのか判断することはできないです。

子ども時代の場面が終わって出てきた人物に
意表を突かれた。
ストーリーラインを語らせたかったの?

ケンヂが子どもの頃のことをほとんど覚えてなくて
そんなに忘れちゃうものかなと原作を読んでいるときに
釈然としない気持ちがあったけれど
映像で見ると不自然に感じなかった。
38歳なんて時期は生活を維持するために
日々をやり過ごすことで忙しくて
子どもの頃のことは遠い過去の出来事でしかないもの。
漫画だと設定年齢より若く感じてしまっていた^^;

キャスティングについては文句のつけようがないです。
唐沢寿明はこんな兄ちゃんが世界を救うのか?
という所を見せながら、徐々に追いつめられると
覚悟を決め、剛毅な顔になる。

オッチョの豊川悦司、かっこいいです。
唐沢寿明の隣に立ったツーショットが決まってます。
この二人がキャスティングされたからこそ
同格の雰囲気が出たのだと思う。
(私はトヨエツのファンでございます^^;)

オッチョがタイにいる理由
ピエール一文字(竹中直人)がなぜ刺殺されたか
その辺りはいずれ説明されるのかな?

以下、気をつけて書きますが原作未読の方は要注意。

 

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「ともだち」は誰なのか。
注意深く映画を観ていると多分わかります。
同じ役者さんが演じているのだから。
体つき、髪型、「ともだち」の後ろ姿を見ると
誰と似通っているかわかりやすい。

エンドロールの後に第二章の予告が流れます。
春波夫は古田新太が演じるのですね。
三波豊和じゃなくてよかった^^;

「ジジババ」の研ナオコに度肝を抜かれた。
キーポイントとなる出来事に欠かせない
何気に重要人物ですよね。

「カレーライスの歌」は浦沢直樹の作詞作曲だそうです。
歌っているのはケンヂの唐沢寿明。

ユースケが演じるサダキヨが次回作で出てきます。
きっと観に行くと思う。

ウイルス感染して体中から血液が出て死に至るシーンは
気持ち悪かったです。目をそむけました(x_x;)

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連れいわく、ユキジは子役の子がかわいいだそうです。


タグ:浦沢直樹
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おきざりスゥ。

原作途中までしか読んでいません~(^^;)
読了してから観に行くべき?(いま公開中の辺りまでは読んでる筈だけど“ともだち”が誰かは知らないの)
で途中までしか読んでない身ですが配役は見事だと思います。
春波夫=古田新太ってイイじゃん♪
by おきざりスゥ。 (2008-09-11 14:45) 

miyuco

途中まで読んでいるだけでも
未読でも楽しめる映画だと思います。
キャスティングを見るだけでもおもしろいですよ。
「春波夫」男気のあるかっこいい人だと
だんだんわかってきますから
古田新太の配役はとてもいいと思います。
ユー見にいっちゃいなよ~!
(ジャニーさん風に言ってみました^^;)
nice!とコメントありがとうございました♪

by miyuco (2008-09-11 19:19) 

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