マルモのおきて [TV]
日曜の夜のドラマ、「マルモのおきて」が楽しい。
主題歌の「マル・マル・モリ・モリ!」を歌うふたりがかわいい!
そろそろわたしも振り付けを覚えてしまいそう…
独身30代サラリーマン高木護(阿部サダヲ)が
親友の忘れ形見である双子を引き取ったことから始まる
あったかい物語。
悪い人がひとりも出てこないドラマです。
『JIN』を引き続き見る予定だったのですが
厳しい状況のなかで生きる死ぬの物語を見るのは
気合いをいれないとムリという気分で
今はちょっと腰がひけてしまってます。
アラフォー独身男性が子どもを引き取るなんて
現実世界ではお互いに不幸になるだけかもしれない。
マルモは子どもの気持ちを推し量ることができなくて
悲しい顔をさせてしまうことがある。
そんなとき助けてくれる大人が周りにいるということが
このドラマを愛すべき物語にしてくれている。
階下にいる大家さんが飲食店のオーナーで
出戻りの娘さんがいるなんて最高のシチュエーション。
しかもふたりともいい人^^
双子は本当にマルモのことが大好きなのね。
だからますます嫌われたらどうしようと不安になる。
「好きだから一緒、嫌いだから別々なんて
家族はそんな甘えもんじゃねえんだよ。
好きでも嫌いでも離れられないのが家族なんだよ。」
マルモは子どもの気持ちに気づかないダメなヤツ。
でも実の親だったら子どもをわかってるかというとそうでもない。
だとしたら根本的にものすごく良いヤツが
寄り添ってくれたら、それはとても幸福なこと。
子どもに笑顔があればなによりです。
阿部サダヲが役にぴったりとはまっていてサイコー。
双子のお姉ちゃん、しっかり者の薫は芦田愛菜ちゃん
のんびりマイペースの友樹は鈴木福ちゃんが演じます。
このふたりのコンビネーションもサイコー
そうそう忘れてはいけない、しゃべる犬のムックもかわいい。
…ムックは天国に旅立つ前のパパなのかな。
入学式の話もよかったな~
用意しなくては行けない手提げバッグとか袋とか
今はお店に頼めば作ってくれるんだよ
などとと思いながら見ていたけれど、
「マルモが作ってくれたバッグね、
お友達が カワイイって褒めてくれたよ」
と誇らしげな薫を見たら、
マルモ、がんばってよかったね
と心から思った次第でございます。
上履き忘れてスリッパ、
みんなが入学式らしい晴れやかな服装なのに
双子だけフツーの服。
それでもマルモの顔を見てパッと顔を輝かす2人に
思わず泣けてしまいましたわ。
クラスメートの隼人は両親が忙しくて
さびしい思いをしているらしい。
親がいてもさびしい隼人は
親を亡くしてマルモと暮らす双子に
いろいろと思うところがあるのでしょう。
親がいるのに親がいない子どもより
さびしい思いをしている自分のことを
つまんないセリフで説明しないところがいいな。
マルモも察していながら何も言わず
さりげなくキャッチボールへ誘う。
寄り添う感じの脚本にとても好感が持てます。
来週も楽しみ!
…しかしそろそろ『JIN』を消化しないと
HDDの容量を圧迫しているのでヒンシュク気味
こうるさい息子に何か言われそう…
「JIN」がHDDの容量を圧迫しているのも一緒(笑)
見たいと思ったから撮ってあるんだけど、
やっぱり見るならほのぼの心が温まる方を選んでしまう。
こんなに好都合が揃うわけないと思いながらも
そうあってほしいと願う気持ちがあるから
支持されるんでしょうか(*^^)
by 綺華 (2011-06-02 12:04)
ふふふっ、やっぱり「JIN」が圧迫してますか^^
絶対おもしろいはずだし
感動が待ってるってわかってるのですが
ついついマルモを見てしまいます。
あまりにも見え見えの話だとひいてしまうけれど
役者がいいからでしょうか、ほどよく幸福な展開が
とても心地よくて大好きです♪
nice!とコメントありがとうございます!
by miyuco (2011-06-02 20:05)