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羽海野チカ原画展 ~ハチミツとライオン~」 [コミック]

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「羽海野チカ原画展 ~ハチミツとライオン~」が、
8月6日より西武池袋本店にて開催されることが決定した。

展示会では、「ハチミツとクローバー」と
「3月のライオン」を中心に
150点以上の原画を展示。
「ハチクロ」単行本未収録の原稿や、
初公開となる「3月のライオン」の原画も披露される。
また羽海野がキャラクターデザインを手がけた
アニメ「東のエデン」関連の展示も。

「羽海野商店街」と称した販売エリアでは、
単行本や雑誌に加え、イベント限定のオリジナルグッズや
複製原画も用意される。
さらに「羽海野先生のお部屋エリア」では、
羽海野が百数十冊所持するというアイデア帳の
一部を公開するほか、作品制作に使われる道具の展示も。
また「3月のライオン」ができるまでの手順を原画で紹介。
過去に類を見ない大規模な羽海野の原画展、
会期が短いのでファンは忘れずに予定を空けておこう。

コミックナタリー より
http://natalie.mu/comic/news/51834

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8/8に池袋西武へ出かけました。
そして迷ったわけで。(二年半ぶり二度目)

12時過ぎでしたが入り口で並ぶことはありませんでした。
しかし、原画の前の人の列がなかなか動かない。
みなさん、ゆっくりとしっかりとご覧になっている様子。

男性ひとりの方、私のように中高年の女性
親子連れなど、もちろんメインは若い女子だけれど
さまざまな人たちが訪れていました。

羽海野さんは絵を描くのが本当にお好きなのだなと
改めて感じました。
丁寧に描かれたきれいな色づかいの原画の数々。

入り口のそばには漫画家さんや著名人の色紙がありました。
よしながふみや一条さゆりの原画(?)まで見られるなんて
お得な気分。

「ハチミツとクローバー」のスピンオフ作品の原稿が
一話まるまる展示されているあたりが最も人が動かなかった場所。
まだ単行本に収録されてないので、これは必見です。
山田の幼なじみの一平が幸せそうでよかった。
最初とラストのアイテムの使い方とか、
羽海野さんの短編はやっぱりいいな~
そして山田を前にした野宮があいかわらずかわいい。
13日からは別のスピンオフに展示が変わるということです。
…う~ん、もう一回出かけるのはムリだわ。行きたいけど。

ネームの制作過程が展示されてました。
削りに削り「スベスベ」にする作業。
繰り返される作業の果てにぎゅっと凝縮されたものが
ひとつの作品として世に出されるのですね。

「三月のライオン」手紙キャンペーンの原画もありました。
7/22朝日新聞の全面広告、我が家に届いたのは零くんでした。
心に染みいるとてもすてきな手紙がイラストに添えられています。

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クリックすると大きくなります。

その他の種類の広告はこちらで見ることができます。
http://3lion.younganimal.com/vol6/award.html


2008年12月に萩尾望都原画展が開催されたのも
池袋西武の同じ場所だったなと思いながら向かったのですが
羽海野さんもTwitterでそのことに触れてました。

私が行った8月8日には羽海野さんも会場にいらしていたようです。

以下、Twitterでの文面

CHICAUMINO  羽海野チカ
あの原画展の会場は以前萩尾望都先生の原画展を、
観に行った場所なのです。本当に素晴らしい原画展で、
萩尾先生の本当に懐かしい大好きなイラストとかに
ふっと出会えて、もうなんだか涙がでてきて、
ずっとここにいたいと思いました。やっぱり動転して、
集中出来ず、もっと通いたかった…と思いました
8月8日

CHICAUMINO  羽海野チカ
萩尾先生のイラストと、ふたりっきりになりたい、 
と本気で思いました。 
その場所で、今日、自分の絵の原画展をしていただいている。 
もう、しあわせで倒れそうになりました。
8月8日

CHICAUMINO  羽海野チカ
アメリカンパイとこの娘うりますが大好きです!
あと11人いる!とトーマの心臓!!うわーーーん
8月9日

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アメリカンパイが最初に出てくるところが
私てきにはとてもうれしい。
スピンオフ作品についてこんなふうな言葉が
Twitterにありました。

「あゆを見守って来たヒトたちの中で、
彼だけが、あゆの行き場が無くならないように、
あゆに何も伝えず、ただ見守っていてくれたひとなのです。
そんな彼を幸せに出来ないような物語は間違っている!
と思って描いた番外編だったのです」

こういう視線のやさしさがあるから
羽海野チカの作品は大勢の人に愛されるのでしょうね。
私も大好きです!


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タグ:羽海野チカ
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コメント 6

こにゃ

こんばんは^^

羽海野チカ原画展、観に行きたかったです。
スピンオフ作品!!読みたい~~><。
一平さんの幸せも気になるけど、あゆと野宮も気になる!
竹本も森田も真山も、森田兄も。。。はぐと修ちゃんも。
ついでにゆうと、ローマイヤ先輩も!!
羽海野せんせの中では決まっているのでしょうね。
いつか世に出して欲しい。。。聞きたいです^^
by こにゃ (2011-08-20 19:44) 

こにゃ

あと、画像のグッズも激しく気になってます^^
by こにゃ (2011-08-20 20:09) 

miyuco

こにゃさん、こんばんは。
スピンオフ、単行本にいれてくれると嬉しいのにね。
もうこれからスピンオフを書く予定はないそうなので
悲しいです。いろいろ気になるのに…

原画展は日程の後半が混雑していたらしいので
前半に行ったわたしは比較的ゆっくり見ることが
できたみたいです。
それでも人は多かった。
羽海野さんの人気をあらためて実感しました。
がんばって都会に出てよかったです!

フクちゃんとショッピングバッグを購入しました。
グッツはすでにいくつか品切れがあったくらいで
飛ぶように売れてましたよ^^
by miyuco (2011-08-21 18:27) 

sknys

miyucoさん、こんばんは。
マンガを読んでいないので「原画展」はパスしましたが、
羽海野チカさんには好感を持っています^^;
サイン会は「クマの着ぐるみ」だったのかしら?

漫画家は、顔をどこにも出さない人が多い。たとえば、『ハチミツとクローバー』の羽海野チカさんがそうである。サイン会をするときには、熊の着ぐるみを着ていく、というくらい徹底している。出版社の人でも彼女の顔を知っている人は少ない。(実は友達なので僕はよく知っているが)。             森 博嗣

森博嗣のエッセイを読む限り、女性であることは間違いないらしい。
面が割れていなければ、会場内にいても誰にも気づかれませんよね。
ひょっとして、恥ずかしがり屋さんなのか。
by sknys (2011-09-05 00:09) 

miyuco

sknysさん、こんばんは^^
コメントありがとうございます。
池袋西武はふらっと立ち寄れる場所でしたよね。
私にとってはがんばってやっとたどり着くという
遠い場所なのでうらやましいです。
たしかに羽海野さんの姿は謎ですね。

萩尾さんの原画展よりファン層が若く人も多くて
当代随一の人気作家のパワーを感じました。
もちろんファンの熱心さはどちらも同じでしたけれど。

会場になかなかたどり着けない人の話を
ネット上で何回か見かけて私だけではなかったと
ホッとした次第でございます^^;
(実は帰りもムダに遠回りしてしまったのでした)
by miyuco (2011-09-06 22:31) 

miyuco

白さん、nice!ありがとうございます。
by miyuco (2012-09-05 14:31) 

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