Heart of Gold - Neil Young [洋楽]
[Heart of Gold]1972
タイトルの「Heart of Gold」は「be kind」 の意味の
英語の熟語「have a heart of gold」 から来ています。
gold (金) と miner (抗夫)をかけて
私はやさしい心を求め人生の旅をする男だ
というのが詞のテーマ。
(以上、英語の歌詞をわかりやすく解説してくださる
こちらのサイト から引用しました。)
「Heart of Gold」
やさしい心、ゴールドのように美しい心
私も探していきたいです。
やさしくなりたいなと思う今日この頃。
「I want to live,
I want to give」
こういう言葉ではじまる歌詞が好きです。
「You keep me searching for a heart of gold」
最後のほうになってはじめてでてくる「You」という単語が
インパクト大でとても好きです。
それまでずっと「私」という一人称だったのに。
曲調が変化してリンダ・ロンシュタットと
ジェームス・テイラーのバックコーラスがはいります。
この曲はラジオで聞いていて耳になじみがあり
ニール・ヤングが歌っていると知っていながら
タイトルがわからないままでした。
代表的な作品として挙げられることが多い「孤独の旅路」と
曲が結びついたのはずっと後になってからです。
シンプルで難しくない単語をならべているのに
とても奥行きのある印象を持ちます。
詩も曲も大好きです。
「Heart of Gold」
I want to live,
I want to give
I've been a miner
for a heart of gold.
It's these expressions
I never give
That keep me searching
for a heart of gold
And I'm getting old.
Keeps me searching
for a heart of gold
And I'm getting old.
私は生きたい
私は与えたい
私はやさしい心(Heart of Gold )を
掘り当てるために探しつづけた鉱夫だった。
そんな思いを決しておもてには出さないが
やさしい心を探しつづけて
私は年老いていく
I've been to Hollywood
I've been to Redwood
I crossed the ocean
for a heart of gold
I've been in my mind,
it's such a fine line
That keeps me searching
for a heart of gold
And I'm getting old.
Keeps me searching
for a heart of gold
And I'm getting old.
ハリウッドに行ったことがある
レッドウッドにも行ったことがある
やさしい心のために海を渡った
自分の心の中を探ったが
それは危ういことだった
だからこそやさしい心を探し続ける
Keep me searching
for a heart of gold
You keep me searching
for a heart of gold
And I'm getting old.
I've been a miner
for a heart of gold.
やさしい心を探しつづける
あなたがいるから私はやさしい心を探しつづける
そして年を重ねていく
私はやさしい心(heart of gold)を探しつづける
miyucoさん、こんばんは。
「have a heart of gold」という慣用句だったのね。
Oxford Dictionaryには「have a generous nature.」と書いてあります。
学生時代から何百回も歌っているので、少しは「寛大な性格」になれたかな?
「Heart Of Gold」というタイトルも「鉱夫」(miner)という歌詞も『After The Gold Rush』(1970)と繋がりがあるのかもしれません。
2009年に初期4枚のリマスター盤が出ました。
『Harvest』(http://www.amazon.co.jp/Harvest-Neil-Young/dp/B001VZY4LY/)だけでなく、『After The Gold Rush』や『Everybody Knows This Is Nowhere』も必聴ですよ^^
by sknys (2012-01-20 20:39)
sknysさん、こんばんは^^
コメントありがとうございます。
>「Heart Of Gold」というタイトルも「鉱夫」(miner)という歌詞も『After The Gold Rush』(1970)と繋がりがあるのかもしれません。
そっか~きっとそうでしょうね!
「I've been in my mind,
it's such a fine line」
ここの部分の意味が取りづらくて困りました。
ボブ・ディランの歌詞を読んでいるときも思いましたが、韻を踏むために独特の言い回しをするので英語初心者の私のような人間には手に負えないですわ。
実は私はカントリーが苦手^^;
Neil Youngのファンですなんてとても言えません・・・
by miyuco (2012-01-23 19:35)
「it's such a fine line.」 は「紙一重の差」という意味みたいですね。
「自分探しの旅はヤバイ」って感じかな?
「グランジのゴッドファーザー」(Godfather of Grunge)と呼ばれているくらいだから、
カントリーとは全然別物です^^
「Cinnamon Girl」(1969)を初めて聴いた時はブッ飛びました。
(http://www.youtube.com/watch?v=aAdtUDaBfRA)
by sknys (2012-01-25 21:50)
的外れなコメント失礼しました^^;
昔々どこかでインプットされたイメージが
精査されずにそのまま残っていたようです。
反省。
by miyuco (2012-01-26 15:32)