「カーネーション」の周防さん

「カーネーション」のことを書いたのに、
周防さんのことを書き忘れていた。
これは書いておかなくてはいけません＾＾

「カーネーション」を見始めたのは
椎名林檎の主題歌が目当てでしたが
渡辺あやの脚本が好きなのでめずらしいことに続けて視聴。
ガンガンいくタイプのバイタリティあふれる主人公。
演じる尾野真千子はそんなにきれいじゃないと思ってた。
しかし、周防さんと一緒にいる時は違った。
こんなにきれいな人だったのね。

どんなにがんばっても叶わない
せつない思いをかかえた糸子を
スタッフが全力でつつみこむようにとらえていて
そのときだけテイストが少し違う「カーネーション」でした。
(この異質な手触りが流れにブレーキをかけたと
否定的な意見もあるようですが）

綾野剛が演じる「周防さん」に恋をしたのは
糸子さんだけではなかった。
日本中のいたるところで老いも若きも
たくさんの人がTVの前で恋に落ちたようです。
わたしもそのひとりでございます＾＾
（こんなことってあるんだね）
三味線をつま弾く周防さんの姿が
目に焼き付いてます。

「周防さん」の佇まいの破壊的な魅力は
脚本家の予想をこえるものだったらしい。
作家も役者も幸福な場でしたね。
立ち会えた視聴者はラッキーでした。

「綾野剛」は映画「クローズZERO」や
ドラマで見かけるので存在は知っていました。
（「仮面ライダー555」にも出ていたのね）
しかし短髪にして、こざっぱりした服装になっただけで
あんなに雰囲気が変わるなんてびっくり。
トーク番組では飾らない素朴な人柄が伝わってきて
好感度がアップし続けています。

放送中のドラマ「クレオパトラな女たち」では
一癖ある魅力的な人物を演じていて
またまた私はときめいているのであります。

「ジョゼと虎と魚たち」の妻夫木聡
「メゾン・ド・ヒミコ」のオダギリジョー
そして「カーネーション」の綾野剛
渡辺あやの作品のなかの彼らは
どうしてこんなに魅力的に見えるのだろう。

デビュー作「仮面ライダー555（ファイズ）」
スパイダーオルフェノク

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