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Freddie Mercury [洋楽]

フレディ・マーキュリーの声が耳に飛び込んできた。
アルバムのCMかな? でもなんかヘン

日清カップヌードルの替え歌CMでした…
今までのシリーズもなんだかなあと思ってたけど
もうこの世にいない方をこういう風に使うのはどうなのかな。
しかも日本語らしき言葉が
よく聞き取れないという出来の悪さ。

フレディ・マーキュリーは1991年11月24日に他界しました。
前日の23日にHIVに感染していることを公表。
それについてはやっぱりそうなのかと
わりと冷静に受けとめたけど
翌日の新聞で「死去」という記事を見たときはショックでした。
きのうの今日でいきなりの死亡記事なんて…
彼は全世界のファンに一日だけ
心の準備をする時間を与えてくれたのでしょう。

私が中学生だった1970年代半ば頃から
ミーハー洋楽ファンの女子が大量発生。
「ロックの貴公子」クイーンは美形揃いで
特に人気がありました。(フレディ含む^^)
世界に先がけて日本でブレイクしたグループでした。
(硬派なロック・ファンももちろん多かった)

チープ・トリックも日本先行でした。
女性ファンの熱狂的な支持を前に
ノリにノって繰り広げられたライブパフォーマンス
「チープ・トリックat武道館(Cheap Trick at Budokan)」
日本限定で発売されたアルバムが
逆輸入されて本国でも大ブレイク
こちらもクイーンと同じくロック少年たちの熱い支持があり
ミーハー女子連中を苦々しげな目でみていたような…

しかしミーハーをあなどるなかれ。
当時の彼女たちのパワーは世界を動かしたのだから
(おおげさ)
「ミーハーは素敵な合言葉」by東郷かおる子

『華麗なるレース』(A Day at the Races)
1976年発売のこのアルバムには
一部日本語歌詞で歌われている曲があります。
「Teo Torriatte (Let Us Cling Together)」
手をとりあって このままいこう
愛する人よ
静かな宵に 光を灯し
愛しき教えを抱き

日本のファンに感謝の気持ちを込めてつくったそうです。
こんなことされたら、ファンは狂喜乱舞ですわね^^

 

フレディ・マーキュリー、凄すぎる!
不世出のボーカリストです。

オーディエンスも歌ってますね^^
フレディに「great!」と言われるなんて、いいな~
うらやましいです!

この曲は日本語歌詞がなくても大好き。
「華麗なるレース」はくり返し聴いてました。
全曲好きです。

はるか昔、1978年の中堅都立高校三年生の教室で
女子の洋楽ファンを探してみると
デヴィッド・シルヴィアンを中心にしたバンド「Japan」を
追いかけている女子一名
ハードロックバンド「KISS」に夢中の女子一名
あとはほとんど洋楽に興味なしという感じでした。
「勉強?受験?ナニソレ?」
という雰囲気のふたりはエネルギッシュだった。
追っかけにはお金がかかるわけで
バイト三昧で楽しそうに趣味に没頭。
学校ではとくにグループでつるむわけではなく
なかなか清々しい女子たちでした。

私はというと…
コミュ力の低い地味なイケてない女子で、
彼女たちと話をしたことはほとんどなく、
遠巻きに勝手に親近感を抱いていたという感じ。
ライブに出かける資金も行動力もありませんでした。

「ミュージック・ライフ」が絶好調だったあの頃。
でも私はアーティストの発言に
何にでも美しいストーリーをくっつける
甘ったるい文章が苦手だった^^;


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久しぶりに洋楽を聴く [洋楽]

ケーブルテレビの会社から
デジタル放送になるから機械を取り替えます。
だから10500円払ってねという問答無用の連絡がきた。
…しかたないよね。
リモコンが新しくなりCATVとの切り替えが
ボタンひとつでできるようになってとても便利。
MTVも気軽に視聴できるようになりました。
というわけで久々に洋楽を聴いています。

聴いた瞬間から頭の中をリピートし始めた曲が
Empire State Of Mind [Jay-Z + Alicia Keys]
ヒップホップには縁遠くJay-Zはビヨンセのパートナーとして
知っていただけなのですが、これはかっこいいです。
アリシア・キーズがまた素晴らしい。
「In New York (インにゅ~よぉぉぉぉぉく)」

American Music Awards でのライブ
「New York, New York 」を最初に歌ってますね。
すてきです。

 

そしてこれもまたよく流れるのがLady Gaga(レディー・ガガ)
来日したときにMステに出ていたのを見たのですが
すっごいつけまつげがインパクト大だったのを憶えてる程度。
生で歌っていたのには好感が持てました。

「Gaga」と聞くと「Radio Ga Ga」を連想しますが
実際にそこからとったものだそうです。
クイーン、デヴィッド・ボウイ、マドンナ、
マイケル・ジャクソンなどから影響を受けていて
「音楽の構図は1980年代のポップと
1990年代のユーロポップを思い出させると言われている」
wikiより引用)
70年代後半から80年代洋楽世代の私には
なるほど彼女の曲は受け入れやすいです。

ガガちゃんの奇抜なファッションが楽しい^^
いろいろやってくれるパフォーマンスもおもしろい。
そしていつも生で歌っているのだからお見事です。

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『THIS IS IT 』 [洋楽]

映画館で観てよかった。
楽しげなマイケル・ジャクソンの姿を
見ることができてよかった。

著名人による追悼コメントとか追悼式の様子とか
死亡を伝えるニュースとか過去の有名なPVの合間に
リハーサル映像がはさまれるような
感傷的な映画だったら見たくないと思っていた。

つまらない予想は全くの見当違いでした。
悲劇を強調するような感傷的な場面は一切なし。
リハーサル風景とスタッフインタビューのみ。
(インタビューは生前に撮ったもの)
音楽を知り尽くし、観客を喜ばせることを第一に考え、
そのための見せ方を熟知している
偉大なるエンターテイナーの姿がそこにはありました。

「ファンが聴きたい曲をやる」
ファンのイメージにあるのは
最初のレコーディングのときの音。
オリジナルキーで唄ってました。
高音もきれいに出ていた。
監督のケニー・オルテガはMJの意思を
完璧に理解してこの映画を編集したのだと思う。
ファンが聴きたい曲、ファンが見たいMJが
散りばめられています。

ほとんど全編にわたって全身を映し出すカメラワーク。
技巧に走ったカットバックや無意味なズームはありません。
指先、腕のしなり具合、鮮やかなステップが
心ゆくまで堪能できてとても嬉しいです。
曲にあわせて歩いているだけでも優美で美しい。

ダンスの切れ味も健在です。
熾烈なオーディションで選ばれた
凄腕ダンサーズを従えているのに、
吸い寄せられるようにMJに目がいってしまう。
サラッと流しているような場面でも
要所要所がビシッと決まって小気味良いです。

ブランクがあるはずなのに…
日々のトレーニングなしでは実現不可能の
ハイレベルなパフォーマンス。

冒頭のダンサー達へのインタビューで
なぜだか泣けてしまった。
そのあとはステージを作り上げていく過程を
楽しんで、歌とダンスに感動し、
舞台を見ている出番待ちのダンサーズが
熱狂的なファンに戻り、そのあまりのワーキャーぶりに
思わず笑っちゃったり^^
幸福な気分で見ていたけれど
エンディングになると、ここまで積み上げてきて
完成目前だったのに主役が姿を消してしまったのだという
現実を思い出して、また泣けました。

映画では「死」を連想させるものが登場せず
いまにも満員の観客の前でライブが始まるような
終わり方だったゆえにやりきれなさが胸に迫ります。

完璧主義のMJが舞台裏をここまで表に出すはずがなく
こういう状況でなければ私たちはリハーサル風景など
見られるはずがなかったけれど
マイケル・ジャクソンのプロ意識の高さを実感でき
何より楽しげな姿を見ることができて本当によかった。

アルバムを一枚も持ってない。
そんな私でもほとんど全ての曲を知っていた。
同時代を生きていたのだと再確認した次第です。

映画を見終わったときから
頭の中をMJの歌声がループして鳴りやまないので
二回目を見に行ってしまいました^^

「Human Nature」
今まではそれほど印象に残らなかったけれど
この映画をみてから好きになりました。

「Billie Jean」
舞台下の興奮気味のダンサーズ、カメラ、映画の観客
みんなが期待しているのに
ムーンウォークを見せないMJ
それをフルコース流す監督、おもしろい^^
じらされたまま終わりました。

*
*
*

MTVビデオ・ミュージック・アワードのオープニングでの
マドンナのスピーチは心に残りました。
同い年、共に時代の寵児であり
激しいバッシングにあったことも共通するふたり。
マドンナだからこそできたスピーチです。

「we had abandoned him.」
私たちは彼を見捨てたのです。
「it seems like a whole new generation of kids
has discovered his genius
and are bringing him to life again. 」
彼の才能を知った新世代の子どもたちが、
彼に再び命を吹き込んでいるようです。


Madonna Pays Tribute to Michael Jackson
(日本語字幕つき)

http://www.mtvjapan.com/video/program/19585

原文はこちらのサイトに載っています。
「ほぼ毎日英語学習日記」

http://kyonenglish.blog98.fc2.com/blog-entry-1150.html

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マイケル・ジャクソン死去 [洋楽]

[ロサンゼルス 25日 ロイター]
米歌手マイケル・ジャクソンさんが
25日、ロサンゼルスで死亡した。50歳だった。
子どものころからスターで、
ポップ界の頂点に君臨したジャクソンさんだが、
一方で奇妙な生活スタイルや性的なスキャンダルは、
音楽の才能に影を落とした。
「ポップの王様」として知られ、
「スリラー」や「ビリー・ジーン」など
数多くのヒット曲があるジャクソンさんは、
コンサートでは片手だけに手袋をした
ドラマチックな存在感を示し、
「ムーンウォーク」など革新的なダンス・スタイルは
世界中で多くのファンがまねをした。

ミュージックビデオの有り方を大きく変え、
生涯のレコード売り上げ枚数は
約7億5000万枚といわれている。
13のグラミー賞も受賞するなど、
最も成功したエンターテイナーの1人だ。

http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPJAPAN-38739120090626

突然のニュースにびっくりでした。
あまりに痛ましい…

ロンドンでの復活コンサートまであと少し
どんなふうになるのかなと思ってました。
でも、2010年3月まで50回行われる予定だったとは
知らなかった。50回なんて無謀ではないですか。
チケットはソールドアウト。
プレッシャーはどれほどのものだったのか。

チケットを買った客のイメージにあるのは
かつてのマイケル・ジャクソンの華麗なダンスだと思う。
その再現が望まれているとしても
ブランクはあまりに長いし、もう若くもない。

同い年のマドンナがあのステージのクオリティを保つため
どれだけのトレーニングと摂生につとめているか
知っているだけにマイケルにはムリだろうと思ってしまう。
実際にはどれほどの仕上がりだったのか知る由もないけれど
無謀な賭けだったのではないでしょうか。

土曜日の夜は「ベストヒット USA」をかかさず見ていた。
洋楽のプロモーションビデオを紹介する番組。
小林克也が司会を務めていた。
1981年「MTV」と同時期に始まりました。
インターネットや動画サイトなどが登場するはるか前
この頃は洋楽のPVを見ることが難しかった。
だからこの番組は貴重な機会であり
とても楽しみでした。

「ビリー・ジーン(Billie Jean)」
このミュージック・ビデオでマイケル・ジャクソンを
初めて見たのだと思う。
こんなにすごい動きをする人がいるんだ!
と衝撃でした。
「Beat It」「Thriller」
曲にあわせて歩いているだけでも惹きつけられます。
とても人間業とは思えない動きで、しかも美しい。

この当時のマイケル・ジャクソンの凄さを
言葉で伝えるのは難しい。
今では動画サイトがある世の中になったので
それを見ると少しはわかっていただけるかもしれない。
youtubeがあってよかった^^

若くして成功したのにあまり幸福そうには見えなかった。
背負っているものが大きすぎて
精神のバランスを保つのは難しかったのかもしれない。
いつしかスキャンダルの数々しか話題に上がらなくなり
イメージは地に堕ちてしまった。

50歳という年齢でこの世を去るのは早すぎるけれど
マイケル・ジャクソンにはこういう幕引きもありかなと
思ったりもします。

Rest in Peace, Michael Jackson"King of Pop"!

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「The Times They Are A-Changin'」 [洋楽]

〈ピーター、ポール&マリー〉のライブが
1/17深夜NHKーBS2で放送されていました。
1964年、オーストラリアのシドニー「ザ・スタジアム」で収録。
3人の前には2本のマイク。
近づいたり離れたりしながら音を重ねていく。
こんなに力強いとは思わなかった。
きれいで線の細いイメージを持ってました。
きちんと聴いたことはいままでなかったのに。

曲と曲のあいだに彼らは語り始める。

今アメリカに一人の若い作曲家がいます。
まだ22歳の若者ですが
その歌はすごく力強くて意味が深いんです。
彼こそは今アメリカで最も重要な若い作曲家だと
私たちは思っています。
彼の名はボブ・ディランです。
この歌の歌詞と非常によく似た言葉を
私たちは聞いたことがあります。
数年前にJ.F.ケネディが行った大統領受諾演説です。
彼が言おうとしたのは
「この変化の時代に古いやり方は通用しない」
ということです。

「The Times They Are A-Changin'」
「時代は変わる」
叩きつけるように激しく唄っています。
ボブ・ディラン本人が唄うより
アジテーションの匂いが濃厚です。

ボブ・ディランが時代の寵児であったことは
“知識として”知っているだけなので
同じ時代を生きている人の共感に満ちた言葉は
生々しく心に響きます。

For the loser now
Will be later to win
For the times they are a-changin.

今の敗者は
後には勝者になる
時代は変わっているのだから

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