『ツナグ 想い人の心得』 辻村深月 [読書]
「ツナグ」の続編。
一生に一度だけの死者との再会を叶える使者「ツナグ」。
長年に亘って務めを果たした最愛の祖母から
歩美は使者としての役目を引き継いだ。
7年経ち、会社員として働きながら依頼を受ける彼の元に、
亡き人との面会を望む人々が訪れる。
一生に一度だけの死者との再会を叶える使者「ツナグ」。
長年に亘って務めを果たした最愛の祖母から
歩美は使者としての役目を引き継いだ。
7年経ち、会社員として働きながら依頼を受ける彼の元に、
亡き人との面会を望む人々が訪れる。
<プロポーズの心得>
前作ツナグのあの子はどうなってしまうんだろうと
ずっと心に残ってた。
彼女が背負っているものが
少しだけ軽くなったかなと思うと
この最初の短編を読んだだけで胸がいっぱい。
ツンデレ少女が出てきた時は
歩美くんはどうしちゃったのと心配しました。
TV好きの子生意気な杏奈ちゃんは
歩美のいい相棒(?)ですね。
前作ツナグのあの子はどうなってしまうんだろうと
ずっと心に残ってた。
彼女が背負っているものが
少しだけ軽くなったかなと思うと
この最初の短編を読んだだけで胸がいっぱい。
ツンデレ少女が出てきた時は
歩美くんはどうしちゃったのと心配しました。
TV好きの子生意気な杏奈ちゃんは
歩美のいい相棒(?)ですね。
親しい人の悩み苦しむ姿を前にして
歩美はツナグの力で死者と再会できたら
何らかの答えが出るのではないかと考える。
彼女の力になりたいと。
しかし彼女は悩み苦しみながらも
自分で進みべき道を模索する。
ツナグにたどり着かなくても
苦悩の果てに答えを出す人たちがいる。
改めてそれが描かれているところが
とても好きです。
表題作<想い人の心得>
お嬢さまの喜ぶ顔を見ることができてよかった。
華やかな景色がパッと広がって
この本の余韻をあざやかに彩ります。
歩美はツナグの力で死者と再会できたら
何らかの答えが出るのではないかと考える。
彼女の力になりたいと。
しかし彼女は悩み苦しみながらも
自分で進みべき道を模索する。
ツナグにたどり着かなくても
苦悩の果てに答えを出す人たちがいる。
改めてそれが描かれているところが
とても好きです。
表題作<想い人の心得>
お嬢さまの喜ぶ顔を見ることができてよかった。
華やかな景色がパッと広がって
この本の余韻をあざやかに彩ります。
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