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海を見ていた午後 [music review]

大好きな曲。
NHK「SONGS」で山本潤子さんが唄っていた
きれいな澄んだ声の「海を見ていた午後」
でもやっぱり私はどこか幼さを残したような雰囲気の
荒井由実の「海を見ていた午後」が大好きです。

「忘れないでって やっと言った遠いあの日」

ユーミンが唄うと「やっと言った」というニュアンスが
伝わってきてせつなさが響きます。

この曲が収録されているアルバム『MISSLIM』(ミスリム)は
ユーミンのセカンドアルバムで1974年発売。
ジブリ「魔女の宅急便」のエンディングテーマに使われた
「やさしさに包まれたなら」も収録されています。
「私のフランソワーズ」「旅立つ秋」大好きでした。
詩情豊かな曲の数々。

しかし楽曲の素晴らしさを伝えるのは
今の松任谷由実では難しいような気がする。
山本潤子が歌うことでよみがえるなら
それはとてもうれしいことです。

小田和正さんの唄う「海を見ていた午後」を
ずっと前のクリスマスの約束で聴きました。
好きなんだそうです。
小田さんの通っていた高校の近くに
すてきなレストランがあったのだけど
ユーミンがそのレストランをモチーフに
歌をつくってしまった。
「何かオレの縄張りを荒らされちゃったみたいな気がしてね」
「だってあの人、八王子でしょ。」
そして三年後につくったのが『秋の気配』
「このユーミンの曲がなかったら生まれなかった曲です」

『海を見ていた午後』と『秋の気配』
両方とも大好きだったけどそんなつながりがあったなんて
知りませんでした。
オフコースのファンだったから言いづらいけど
同じモチーフでつくった曲としてならべると
ユーミンの圧勝だと私は思います。
(別にくらべる必要ないけどね^^;)

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昨年末の紅白の『春よ、来い』
とてもよかった。
薄いピンクの着物もすてきだった。
ご自身の結婚披露宴の時に着たものだそうです。


タグ:ユーミン
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「We are SMAP!」「This is love」 [music review]

「We are SMAP!」
爆笑問題・太田×久石譲
かなり気に入ってます。
「空」「星」「地球」「宇宙」「軌道」
曲に負けずに壮大で
きれいな言葉がたくさん散りばめられている
歌詞が好きです。
情景描写からはじまる五人の物語。
20年以上にわたってSMAPをやってきた五人の
あれやこれやに思いを馳せながら
イメージをふくらませて書いたような歌詞。

「飛べるよ」
「~ってキミが言ったんだ」
J-POPにありがちな言葉はここだけ。

「一緒に」「一人じゃない」
などという言葉は、ない。
なくても、ずっと一緒に歩いていくというイメージが残る。
「繋ぐのは、物語」

地球を彩る羽を。
ナイフの代わりに持とう。
そして冒険を続けよう。

三十代の五人にふさわしい曲です。
SMAPさんたち、穏やかないい顔で唄ってた。

爆笑・太田がSMAPの大ファンだとよくわかりました。

「This is love」
最初聴いたときはたいしていい曲だとは思わなかった。
歌って踊る五人が気持ちよさそうだなと思って見ているうちに
だんだん好きになってきました。

イントロのギター、どっかで聴いたことある
…「Black Or White」

作者のLOVE PSYCHEDELICOが
SMAP全員がマイケル好きな事を知って
オマージュしたと言っていたので(僕らの音楽)
似てると感じるのは当然でした。

*
*
*

シングル・アルバムリリースのプロモーションで
五人揃っている姿をTVでよく見ます。
嬉しいかぎりでございます。

『ザ・ミュージックアワー』
中居くんにむちゃぶりする石橋貴明に
「中居がやったら体壊れるから」
さり気なくもやさしい兄貴キャラの木村くん。

中居さん、腰の具合は良くなりましたか?

スマスマでの「チキンハート」
中居さんにちょっかい出す木村さん
しかしやられた中居さんより
仕掛けようとした瞬間の木村さんの方が
心拍数が高かったという…

中居・木村の絡みはあまり見られないから
たまに捕獲すると嬉しいです。
日々を生きる「エンジン」になりますわ。

岡村さんがSMAPのコンサートに乱入したときの
めちゃイケを某サイトで見たのですが
1997年の木村拓哉はすごいオーラでした。
最近のかっこいい人たちでもとてもかなわない。

中居さんは、今のほうが魅力的です。
25歳の中居正広に匹敵するスターはいただろうけれど
38歳の中居さんのビジュアルに勝てる
同じくらいの年齢の人はほとんどいないと思う。
いい顔になってます。

今の中居くんの顔が好き^^


SMAP-We are SMAP!

 


タグ:SMAP
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「NINE DIRTS AND SNOW WHITE FLICKERS」 [music review]

鬼束ちひろのライブDVDのダイジェストが
動画投稿サイトにアップされていました。
見ると嬉しい驚きが。
本当に本当に復活してた!

2007年6月1日、「ミュージックステーション」に出演
4年ぶりにテレビ番組に出演した鬼束ちひろが唄った
「everyhome 」は惨憺たるものだった。
ブランクはあまりに大きかったのだと思い知る結果になりました。
それでも、この状態で表舞台に立つことを決めた
本人の意志を考えると全く意味のないことではない
再出発への価値ある一歩だと感じて
この人はこれから何かを始めようとしているのだと
強く真摯な印象を受けました。

2008年4月26日
渋谷Bunkamura オーチャードホールでのコンサートで
鬼束ちひろは完全復活を遂げたと聞いていた。
でもライブに参加していない人間には実際の所はわからない。
歌声を聴いたわけではないのだから。

動画サイトにDVDの一部がアップされているのを
たまたま見つけました。
一年ほど前、TVで見た不安定さは微塵も見あたらない。
コントロールされた歌声が戻っている。
感動!

http://jp.youtube.com/watch?v=kwrHMSBXQls

繰り返し見ているならばDVDを手に入れるべきだと
遅まきながら購入した次第です。

一年ほど前、テレビで聴いた「everyhome 」
これを以前の鬼束ちひろの歌唱で聴くことができたら
どんなに素晴らしいのだろうと当時思っていた。
それが聴けるようになるのはいつなのか
楽天的な見通しはとても持てなかった。
このステージでの「everyhome 」は
待ち望んでいた歌声でした。
曲が完成を遂げて鬼束ちひろが意図した姿を現しました。

内省的な曲が続くなかでカヴァーを2曲はさみ
流れをかえてきます。
「なごり雪」、キャロル・キング「You‘ve got a friend」
シンガーとしての面目躍如です。
「Sign」を笑顔で楽しそうに唄っているのが可愛い。
エキセントリックなイメージの強い彼女にはめずらしい
このストレートなラブソングが大好き。

今夜君の部屋の窓に 星屑を降らせて音を立ててるよ
言えない 何も聞かないで 笑って欲しい
喜びよりも悲しみよりも ただ君の事を考えているよ
今夜 君のもとへ

「私とワルツを」でライブは終わる
他者へ呼びかけるこの曲がこの位置にあってよかった。

アンコールは「月光」「蛍」
舞台から去り際、片手を高く上げ客席に向けてVサイン
誇らしげだった。

素晴らしいライブでした。
どうかこのまま鬼束ちひろらしく音楽を続けてください。
スローペースでかまわないから。

NINE DIRTS AND SNOW WHITE FLICKERS

NINE DIRTS AND SNOW WHITE FLICKERS

  • 出版社/メーカー: UNIVERSAL SIGMA(P)(D)
  • メディア: DVD





ニコニコだと題名と歌詞が流れてうれしい^^

「Sign」

冷静さを売り飛ばして 泡になった僕を
世界は笑ってくれるだろう
そんな荷物だけで何処に?
「何処へでも」そしてただ 君の事を考えているよ

保障も無い点滅に期待したり
理由(わけ)より大切なものを知ってるから

今夜君の部屋の窓に 星屑を降らせて音を立ててるよ
言えない 何も聞かないで 笑って欲しい
喜びよりも悲しみよりも ただ君の事を考えているよ
今夜 君のもとへ

こんな時にストーリーは展開を急がない
ならば少し待ちきれないでいよう

想いに仕掛けたわなを全部外して
刻もう どんな意味だって構わないと

どうか高鳴るこの胸を煌く夜汽車に乗せて伝えたい
示して 微かな合図で近づいて行く
いつだって泣きたくなる程に ただ君の事を考えているよ
それ以上 何も無いよ

覚えたばかりの感情でも
難しくしないように歩き出せる

今夜君の部屋の窓に 星屑を降らせて音を立ててるよ
言えない 何も聞かないで 笑って欲しい
喜びよりも悲しみよりも ただ君の事を考えているよ
今夜 君のもとへ

 


タグ:鬼束ちひろ
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「つゆのあとさき」 さだまさし [music review]

めぐり逢う時は 花びらの中
ほかの誰よりも きれいだったよ
別れ行く時も 花びらの中
君は最後までやさしかった

梅雨のあとさきのトパーズ色の風は
遠ざかる君のあとをかけぬける

久しぶりにこの曲を聴きました。本当に久しぶり。
大好きだったことだけ記憶にあって
でもどこが好きなのか思い出せなかった。

めぐり逢う時は 花びらの中

ああここが大好きだったと聴いていて思い出した

一人歩きを始める 今日は君の卒業式
僕の扉を開けて すこしだけ泪をちらして
さよならと僕が書いた 卒業証書を抱いて
折りからの風に少し 心のかわりに髪揺らして

別れゆく今、花びらは何の花なんでしょう
「あじさい」くらいしか思いつかない

「君を好きになってよかった」
という言葉は流行りの曲の歌詞によくでてきますが
「つゆのあとさき」はその感情を情景で語っています。
やさしくてあたたかい眼差しを感じて大好きでした。
はなむけの気持ちも感じます。
「別れ」の場面を歌っているけれど
詩情豊かなラブソング

06/14『MUSIC FAIR』さだまさし 35周年 RESPECT!
「つゆのあとさき」を平原綾香とデュエットしていました。
動画があったのですがサクッと削除されてしまったので
若かりしさださんの歌う「つゆのあとさき」にリンクしておきます。
http://jp.youtube.com/watch?v=h4s9r1K9qqQ

二人の子どもさんと共演して
「秋桜」をちょっと面はゆそうに歌っていた。
(佐田大陸・ヴァイオリン、詠夢・ピアノ)


昨年の「クリスマスの約束」で小田和正の「woh woh」を
さださんが原キーで唄ってました。
かつてのような声はもうでないと(なぜか)思っていたので
あまりの素晴らしさにびっくりした次第です。


小田和正; woh woh
小田和正; woh woh

「風見鶏」(1977年発売)と「私花集」(1978年)を持っていました。
繰り返し繰り返し聴いていた高校生の頃。
それ以降はあまり聴いていないので
私の知っているさだまさしの曲は
この二枚のアルバム収録曲だけです。
大好きでした。

二枚ともジャケットが味戸ケイコさんでしたね。

風見鶏

風見鶏

  • アーティスト: さだまさし,渡辺俊幸,Jimmy Haskell
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2005/02/23
  • メディア: CD

私花集〈アンソロジイ〉

私花集〈アンソロジイ〉

  • アーティスト: さだまさし,Jimmy Haskell,渡辺俊幸
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2005/02/23
  • メディア: CD

タグ:さだまさし
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「翳りゆく部屋」 エレファントカシマシ [music review]

「僕らの音楽」にエレファントカシマシが出ていた。
[今宵の月のように][翳りゆく部屋][桜の花、舞い上がる道を]
ボーカル宮本浩次がかみつくような顔で歌っているのを見ると
なんだかうれしくなる。
ペース配分をまったく考えずに
長距離を最初から全力疾走しているみたいだ
計算なんかしない、そんなの出来ない、
力を振り絞るだけだと言ってるように見える。

[桜の花、舞い上がる道を]
作曲に蔦谷好位置の名前がクレジットされていた。
この人が書くYUKIの曲もそうだけど
音域が広く設定されていて
音が急にポーンと高いところに飛んでいく
下手な人にはとても歌えない
それを軽々とクリアしてしかもパワフルに歌い上げて
すごく魅力的だった。
かっこよかった!

「翳りゆく部屋」荒井由実の曲 1976年リリース
パイプオルガンではじまるこの曲は当時からずっと大好きでした。
エレカシのロックな「翳りゆく部屋」 すごくよかった!

http://jp.youtube.com/watch?v=sCuN_G2REOE

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