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ドラマ 『姉ちゃんの恋人』 [TV]

『姉ちゃんの恋人』
主題歌が大好きです。
Mr.Children「Brand new planet」
この曲を得たドラマは幸せですね。
物語を豊かに彩ります。

「静かに葬ろうとした 憧れを開放したい
消えかけの可能星を見つけに行こう」

脚本家・岡田惠和の会話劇
たくさんの言葉を重ねながら
表現し難い感情を浮かびあがらせる。

脚本家が当て書きしたという
訳ありの吉岡真人(まなと)を
林遣都が演じてます。
繊細な演技が魅力的です。
大きな瞳がサッと陰ったり
輝いたり。

有村架純ちゃんもかわいい。
和久井映見・やついいちろう・光石研
「ひよっこ」ですね。

眞鍋昭大の音楽も大好きです。

いい人ばかりのドラマを成立させるためには
誰かが貧乏くじを引かなければならない。
真人が背負ったものは残酷すぎる。
背負わせた彼女だって無傷のはずがない
と思っていたら、
次週、彼女が登場するみたいです。
どうなることやら。

傷が何度もえぐられるのを見るのはイヤだな。



『#リモラブ』も観ています。
波留と松下洸平
檸檬さんの拗らせてるところがかわいい。
脚本・水橋文美江
こちらも朝ドラの延長みたいな布陣ですね。
告白シーンの二人の会話の流れがとてもよかった。

『MIU404』を手がけた得田真裕が作る
リモラブの音楽も大好きです。
主題歌は…
ちょっと違うと私は思う[猫]


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ドラマ 『スカーレット』 [TV]

「揺るぎない強さ」

スカーレットというドラマから
ずっと受け取っていたのは
「揺るぎない強さ」だったような気がします。

ジョージ富士川の本『TODAY IS』
「今日が私の一日なら、私は・・・だろう。」
武志の願いをこの本が伝えてくれました。

武志に会いにきた真奈が忘れた傘を
喜美子が物干しざおにかけて乾かす。
雨が降り出し傘に水がたまりしぶきが上がる。
それを見て武志のなかでくすぶっていたイメージが
姿をあらわす。

適切な道具が配置され
無理なく物語の流れをつくっていく。

「今日が私の一日なら
私はいつもと変わらない一日を
過ごすだろう」

武志のささやかな望みがせつないです。

難病もののドラマは苦手です。
でも、スカーレットは最後まで見届けたい。
病気をあつかってはいるけれど
お涙頂戴のセンチメンタルな場面などありません。
粛々とすすむ物語。
それでも喜美子の武志の八郎の
葛藤も悲しみも喜びも希望も絶望も
見ている私たちに突き刺さってくる。

「できることは、泣かんことや」
喜美子の父・常治の残り少ない日々を前に
母・マツがこう言っていたのを思い出す。

残りの放送回数を見ると甘い展開は望めない。
このドラマの作風は甘さを許してくれないような気がする。
それでもどうか良い方向に進んでくれないかと
祈るような気持ちで見ています。



戸田恵梨香の繊細な演技から目が離せません。
ふとした瞬間に悲しさがこぼれてしまうのを見ると
演技でやっているとはとても思えない。

2018年のドラマ『大恋愛〜僕を忘れる君と』では
若年性アルツハイマーという病魔におそわれる
難しい役を魅力的に演じてました。
今回は病気に奪われそうな最愛の息子を
見守る母親を演じていて素晴らしい。

喜美子(戸田恵梨香)の連れ合いの八郎・松下洸平
息子・武志の伊藤健太郎
三人のシーンをもっともっと見ていたいです。

冬野ユミさんの静かな音楽も大好き。

武志の担当医・大崎先生
演じるのは稲垣吾郎

稲垣吾郎さんの演技を見て驚きました。
以前は台詞回しにクセがあって
ちょっと苦手でした。
(一応SMAPファンなのに)
久しぶりに見たスカーレットでは
不要な力みは一切なく
声も力強くききとりやすい。

患者にとって辛い告知をする難しい場面。
あの穏やかな声と表情に少し救われました。

いつの間にこんなに安定感のある役者さんに
なっていたのでしょう。
…わたしが知らなかっただけですけどね。

関西のおばちゃんになりきっている大島優子も
大好きです。





連続テレビ小説「スカーレット」オリジナル・サウンドトラック

連続テレビ小説「スカーレット」オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: 冬野ユミ
  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2019/11/20
  • メディア: CD


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ドラマ『グランメゾン東京』 [TV]

おもしろいです!

久しぶりの楽しいキムタクドラマ
前作「BG~身辺警護人~」「A LIFE〜愛しき人〜」
悩み多き主人公を演じた木村拓哉
でも私は辛気くさいキムタクなんて見たくないのであります。
相手役も魅力的に描かれてるとは思えなかった。
う~んという感じだった。

どうか最後までこの調子で、

弱気なんかにならないキムタク尾花夏樹で
いてほしいと切に願います。


「グランメゾン東京」
鈴木京香の倫子さんが大好きです。
おいしい!の表現がとても気持ちいい。
目を大きく見開いておいしい~という
ワンパターン女優さんにはうんざりです。


料理の手順を見せる映像がきれい。
歯切れのいい演出は塚原あゆ子
「アンナチュラル」「重版出来」
「Nのために」(主題歌・家入レオ「Silly」が切なかった)
強く印象に残っているドラマを手がけた方。
主演女優の魅力を最大限に引き出していました。


第二話
貴公子・相沢(ミッチー)の幼い娘・アメリーに
彼女の母国語のフランス語で話しかける尾花。
生まれてからずっと耳に馴染んでいた言葉は
スッと心に響いて嬉しかったんじゃないかな。
尾花夏樹の人たらしの特性は小さいお嬢さんにも
いかんなく発揮された模様です。


本格的なキッチンがなければ尾花は料理を完成できない。
相沢は本格的なキッチンを自宅に持っている。
なぜ相沢家のキッチンは本格的なのか、
納得できる理由が明確に提示されて
話の流れがとてもスムーズで無理がないです。


唯我独尊、傲岸不遜キャラの尾花夏樹(木村拓哉)
しかし今の日本のフレンチのトレンドと
自分の感覚がずれていると気づくやわらかい感性とか
軌道修正するときの料理と向き合う集中力の高さとか
魅力的に描写されていてかっこいいです。


祥平を演じる玉森裕太くん。
何気にキーパーソンではないですか。
彼のひそかな後押しがなければ
融資を受けられたかどうかわからない。

祥平主演のスピンオフ「グラグラメゾン東京」
TVer(ティーバー)でグランメゾン東京を見ると
最後にダイジェストが見られます。
悩める祥平くんがかわいい
尾花夏樹に心酔しているのがよくわかります。


京野(沢村一樹)と倫子さんはなんかいい感じですね。
もしかしたら最終的にはこのふたりに店をまかせて
尾花はパリへリベンジしに行くのかな。
などと考えるのも楽しいです。


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朝の連続テレビ小説 『ひよっこ』 [TV]

『ひよっこ』が大好きで楽しみにしています。

いま特に気に入ってる登場人物は、さおり(本名・米子)
あのマシンガントークがかわいい。
好きってストレートに押しまくるところが
あつかましいのになぜかかわいい。

へそまがりの由香(ぱるる)もかわいい。
由香を見る佐々木蔵ノ介さんの
やさしい眼差しがすてき。

岡田惠和さんの脚本が好きです。
(でも朝ドラ視聴の習慣がなくて『ちゅらさん』は
見ていなかった。惜しいことしました。)
最近では『最後から二番目の恋』がとてもよかった。
一番はじめに名前を覚えたのは
映画『いま、会いにゆきます』のクレジット。

この方の脚本の心情をあらわす話し言葉の選び方とか
掛け合いの呼吸とか、
会話の自然な流れの作り方がいいなといつも思います。
そして優しい。

今週はおとめたちが再登場しますね。

物語は終盤に差し掛かってます。
印象に残った場面はたくさんあります。

宗男が戦場での体験を語るシーン。
そこにいる全員が涙ぐんでいたけれど
みねこ子だけは泣かない。
笑って生きていこうと決めている宗男を
みね子はそばにいて知っていたから。
どうしてそうなったか理由は知らなかったけれど
笑っている宗男に救われたから。
だからこの場面でみね子だけは泣かずに微笑む。

有村架純の演技はとても安定しています。

川本世津子(菅野美穂)と美代子(木村佳乃)の
緊迫した場面。
夫を取り戻そうと必死の美代子、
すでに心を決めている世津子。
せつないふたりの演技に目が離せなかった。

そして翌週、自宅に戻った美代子が
「奥茨城母の会」を緊急開催。
東京でのできごとを語るかたちで
美代子の心のうちを丁寧に描写する。

久しぶりに会った夫の実の様子を見て
「ああやっぱりこの人のこと好きだなあって思ってさ
もう大好きだなあって」
「もう一回、わたしのこと好きになってくれっかな・・・
なってほしいなって、思ってさ・・・」

川本世津子のひらがなだらけの手紙が届く。
学校に通ったことがないと言っていた世津子。
実と出会って雨男さんと呼んで一緒に暮らし
「初めて 早く家に帰りたいと思った・・・
生きてきて、はじめて・・・」
華やかな世界にいるけれど
決して順風満帆に生きてきたのではないとわかります。


今は人生の夏休み。

きっとまた、女優の仕事に戻っていくことでしょう。


* * *



レトロな衣装が大好き。

衣装監修は宮本茉莉さん。古着も使っているそうですね。

島谷さんとデートするみね子、ピンクのブラウスがお似合いです。

帽子、斜めがけバッグ、靴も、かわいかった。


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由香のニットはとくにかわいい。


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今回の朝ドラは熟練作家の技を堪能できて
安心して観ていられます。
前二作はちょっとつらかった。


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名女優 [TV]

『ひよっこ』と『やすらぎの郷』を見ていると
他のドラマを見ることが難しくなる。
どうしても出来映えをくらべてしまうので。
(録画したドラマを見る時間が限られているという意味でも)

『ひよっこ』
主人公が暮らすあかね荘の大家の富さん。
赤坂の元売れっ子芸者だった女性を演じるのは
白石加代子さん。
ゆったりしたセリフまわしの独特の間に惹きつけられます。

かつての恋人との濃密な日々を
うっとりと語る富さんが素晴らしかった。
愛すべき大女優。


『やすらぎの郷』
認知症で周りを振り回す往年の大スター
シャンソンの女王と呼ばれた及川しのぶを演じるのは
有馬稲子さん。

トラブルメーカーとしての役割ゆえに
好感を持ってみることができず
あまり演技が印象に残りませんでした。


しかし、有馬稲子さんはまぎれもない名女優でした。
ドラマの中でマリー・ローランサンの詩を朗読したのは
及川しのぶではなく、有馬稲子。

詩を読む呼吸、絶妙に変化する抑揚。
すばらしかった。


「死んだ女より もっと哀れなのは 忘れられた女です」



海辺をさまよう九条摂子(八千草薫)は綺麗だった。
この作品のヒロインは
八千草薫だったのですね。


『やすらぎの郷』については
どうしても共感できない部分があって
惰性で見ていた時期もあったのですが、
見続けていてよかった。


『ひよっこ』と『やすらぎの郷』を
同時期に見ることができるなんて
これほど多くの名演技を見ることができるなんて
めったにない幸福なことだと思います。





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