JR福知山線脱線事故から一ヶ月 [雑記]
尼崎脱線事故からもう一ヶ月経ちました。
四月二十五日、テレビで事故現場の映像を見たときの驚き。
とても現実のものとは思えませんでした。
頑丈な電車が建物に巻き付くようにぺちゃんこになっているなんて・・・
いつもと同じような日常生活を送っていた人たちなのに、一瞬のうちに命を絶たれてしまった。
家族や友人、恋人など人生を間近で歩いてきた人たちの心も
理不尽に、もぎとられてしまった。
運転士は最後の一瞬だけでも、乗客の事を脳裏に浮かべたんだろうか?
電車とともに運んでいるたくさんのかけがえのない命と未来に思いを馳せたことが
かつて一度でもあったんだろうか?
自己保身に精一杯で、自分の仕事が何だったかも忘れ果てていたのでしょう。
向いてない仕事にしがみつく弱さと未熟さが大勢の命を奪い
大勢の人の人生を狂わせてしまった。
電車は安全だと漠然と思っていました。
運転士が狂気に陥った場合は無理心中の道連れにされかねない危険な乗り物だなんて
思いもしなかった。
制御装置がなければ、また同じ事が起こっても不思議ではないという気がする。
安否を気遣う電話やメール
事故現場で鳴り続ける携帯電話
持ち主はもうケイタイを手に取ることはできない
鳴り続ける携帯電話・・・
心からご冥福をお祈りいたします
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