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ハチミツとクローバー 6/10 [コミック]

森田さんは良いところを持ってくよね。
はぐちゃんに小鳥のブローチをつくる<はぐがしょんぼりしているから>
真山をあゆちゃんに投げつける<あゆの気持ちに気づいたから>
いろいろな事に気がついてしまうけれど、言葉に出すわけでもなく行動に移す。
ハタから見ているとワケわかんないかもしれないけれど、
いいヤツだね 森田忍くん 

竹本くん、はぐちゃん達の役にたてて良かったね。
「竹本くん たすけて」とはぐに呼び出されたことも、
「ありがとう」と言われたことも飾り付けをみんなに喜んでもらったことも、
大事なクリスマスの思い出になるね。
せつない思い出しかなかったとしても、
成長すると自分で思い出を作ることができるようになる。
そして時が経てば、せつない思い出も
大切な思い出に変わっていくかもしれない。

「オレは クリスマスが 苦手だった」
「この色トリドリの電飾のピカピカを見る度 胸が痛くて
<お前は今 しあわせか?><居場所はあるのか?>
と問い詰められてるような気がして」
「・・・でも」「でも 今年は」「この12月の街中のキラキラの中にいても 
一度もさびしいなんて 思わなかったんだ」

ハチミツとクローバーの中でも印象的で大好きなシーンです。

クリスマスパーティーの時のモノローグ
「そして 僕は まばたきをくり返す」「まるで シャッターを切るように」
「心のどこかに焼き付けばいいと そんなコト 考えながら何回も」

こういった気持ちがこんなふうな言葉になるのがいいですね。
ずっと昔、くらもちふさこの「おしゃべり階段」にも
これに近いモノローグがあったような気がします
その時はリアル高校生だったので胸に沁みました。

ハチミツとクローバー (3)

ハチミツとクローバー (3)

  • 作者: 羽海野 チカ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2003/01/17
  • メディア: コミック


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