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牡丹と芍薬 [日常]

土曜日の午後、一時的に強い雨と風という大荒れの天気になってしまいました。
急にもくもくと黒い雲が空を覆っていくのを見ていた部活中の高校生、
「ラピュタだ!」「神のいかづちだ!」と騒いでたそーです (o´_`o)ハァ・・・
牡丹が満開になりそうだったのに、雨にうたれてダメになってしまった。

毎年、牡丹→芍薬と開花の時期がズレて二度楽しめたのに、
今回は同時に咲いてしまいました。
牡丹の根が弱ってるのかな。芍薬しか咲かなくなったらどうしよう。

牡丹はもともと芍薬の根に接ぎ木してあるそうです。
芍薬の芽を摘まなければいけないのに、さぼっていると
「牡丹のはずだったのに芍薬になってしまった」という事になってしまうようです。

そういう知識がまったくなかったので、
ピンクの牡丹が終わった後に、白い花が咲いたときにはびっくりしました。
二度楽しめてうれしいなと、のんきにしてると
牡丹がそのうち咲かなくなってしまうんですよね
それは悲しい…

ウチの狭い庭には、生け垣がわりに、
貝塚息吹、金木犀、あかめ(レッドロビン)が植えてあります。
これらの木は、放っておくとどんどん育ってしまう。
それから剪定するのは、ものすごい重労働。
地道なお手入れが必要なんです。(通常はわたしはノータッチ^^;)
きのうは天気がよかったので、オットが枝はらい、
わたしは、それをごみ袋に詰めるという作業をやってました。
大きなごみ袋10枚分…
やり遂げたってかんじ 庭もすっきりしました。

疲れたので、作業後はちょっと高めの回転寿司でプチ豪遊 


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スゥ。

猫の額程の庭は住処と共に借り物なので直植えは禁止で専ら植木鉢を利用。花苗を寄せ植えした大き目の鉢が一つある他は、アロエにミント、春菊に紫蘇、食べ終わった根の部分を残しておいて植えた葱、と、花壇ではなく菜園。
なかでも孝行者は苣と明日葉。この子達のプランターだけは摘んでも摘んでも次々葉が生えて、レタスやサラダ菜を買わなくなりました。

どれもこの調子だと助かるのですが、疾うに発芽しているはずの鉢が沈黙を守っていたり、買ってきた苗を枯らしてしまったり、なかなか思うようには行かず泥縄式に本など読むも悪戦苦闘の日々。
園芸知識が小学生並の私。それならば、小学1・2・3年生時の『ひとり一鉢栽培』で育てた経験のある朝顔と向日葵とマリーゴールドならどうだ!と、只今期待に満ちて育成中です。こんな私の庭ですが

>放っておくとどんどん育ってしまう。
>剪定するのは、ものすごい重労働。

なるほど、生育が好ければ好いで、相手は生き物、苦労はありますね。

小学生時国語の教科書に掲載されていた星新一氏のショートショート。
うろ覚えの題名は『花とひみつ』

花好きの女の子の想像した“草花の世話をするモグラ”の絵が風に舞い上げられて孤島にある某国軍事研究施設に運ばれます。
本国からの開発指令と勘違いした研究員はモグラ馴致に失敗した後、ロボットで代用することに成功します。
意気揚々と成果を報告する研究員に、要請もしていないのに予算を投じて下らない物を作ったと本国は激怒。
放置されたモグラロボットは、やがて革命で遺棄され無人となった島を美しい花で満たした後、海底の地中を潜って世界中に散らばり当初のプログラム通り永久に働き続けているのです。
あなたの庭の隅に蒔いた覚えのない綺麗な花が咲いていたら、それはモグラロボットの仕事かもしれません。

…こんな話。
私の庭に来てくれたらPUFFYの『モグラライフ』をかけて歓迎するけどなー。
by スゥ。 (2006-05-22 12:01) 

綺華

綺麗ですね~~~(*^_^*)
接ぎ木って難しいですよね・・・ご主人様がなさるのかしら?
引っ越し前の専業主婦の時は私も虫が苦手なくせにガーデニングに
ハマって泣きながら害虫退治をしました(笑)
にわか仕込みなので、簡単な花しか育てられませんでしたが
牡丹や芍薬の咲くお庭なんてステキでしょうね。

ハリポタやっと読み終えました(-_-;)
ちょっとブルー・・・・・・・(T_T)

牡丹と芍薬にniceです(ちょっと言い訳くさいですね)
by 綺華 (2006-05-22 12:01) 

miyuco

>スゥ。さん
モグラロボット、ウチにも絶対に来てると思う。
気づくと、いろいろな花が咲いてます。
ロボットではないモグラまでやって来て、
庭に小さな土の山をつくっていきます(*≧∀≦*)
実はガーデニング担当はオットで、私はあまり興味がないんです…
めんどくさがりでダメですね~。
農家の娘のくせに^^;
by miyuco (2006-05-22 16:11) 

miyuco

>ayakaさん
牡丹は買ってきたものなんですが、もともと接ぎ木してあるみたいでした。
ウチのオットも虫が嫌いなくせに、泣きながら(ウソ)がんばってます。
nice!とコメントありがとうございます♪
(私は、nice!ありがたく頂戴する主義です^^)

え~、ハリポタ、どうなっちゃったの~?気になる!
by miyuco (2006-05-22 16:17) 

sknys

真夏を想わせる陽射しから、一天俄かに掻き曇り、大粒の雨と強風
‥‥途中で大雨に遭ってしまいました。
雨宿りしてみたけれど、一向に止む気配もなく、
ビショ濡れ状態で帰宅した直後に、晴れた(笑)。

モニタ画面から目を外に遣ると、もの凄い雲行きになっている。
刻一刻と変貌を遂げる雲の表情。
その時に撮った写真を「発作的記事」に付けました。

同じ日の午後、数時間のタイムラグで写真を撮る‥‥地上と天空、花と雲。
つい「牡丹と芍薬」ならぬ「牡丹と薔薇」を連想してしまいます。
女性なら野島ぼたん(大河内菜々子)、花はマーガレットが好きです
(「牡丹が好き!」と言いたいところですが、
黒いチューリップや、薔薇姫・ぶ〜けさんとの兼ね合いもあるし‥‥汗)。

「隠し部屋」に仏大女優のポートレイトを一輪飾ってあります。
これが「nice! ゼロ宣言」後、2番目のコメントです。
スゥ。さんと同じ立場になっちゃった!
by sknys (2006-05-22 20:46) 

miyuco

> sknysさん
うたた寝してたら、いきなりダンナがバタバタと家中を走り回ってて
うるさいなーと思っていたら、強い雨と風の音が始まりました。
彼は、窓を閉めて、洗濯物を取り込んで、バタバタしていたらしいです^^;
あの天気は何だったのって感じでしたね。
sknysさんの写真のようなきれいな空には、気が付きませんでした…
昼寝続行中だったので(*^^*)  惜しいことしちゃったな。
by miyuco (2006-05-23 08:21) 

snorita

キレイになったお庭って、その後眺めるの、すごくうれしいですね。なんだか整理整頓しました!って感じになります。美しいお花、素晴らしいお庭なのだわ・・・・うらやましいです。
by snorita (2006-05-24 15:35) 

綺華

スゥさんの『星新一』・・・・懐かしくってまた出てきちゃった(笑)
高校の頃、新井素子(知ってる? またマニアな所暴露しちゃったかな?)に
ハマって、でも彼女なかなか新作が出なくて本がないと生きて行けなかったから
その頃同時に星新一も片っ端から読み漁りました。
ショートショートと言うものを初めて知りました。
小学校の教科書に載っているんですね・・・知らなかったなぁ。

こーゆー事、自分のブログに書けよって感じなんだけど
つい触発されてココに書いちゃうんですよね・・・・あはは、お許しを。
by 綺華 (2006-05-24 17:13) 

miyuco

>snoritaさん
きれいなのは一部分だけで、あとは殺風景なんです^^;
いまは、紫陽花が咲いてくれるのを待っているところです。
日本はこのところ晴天が少なくて、不安定な天気が続いてます。
さっきも雷がすごかったんですよ。
by miyuco (2006-05-24 18:39) 

miyuco

>ayakaさん
新井素子ってわたしと同級生にあたるんじゃなかったかな。
でも、読んでませんでした…
星新一は好きだったな。
きちんとオチがある質の高いショートショート、読むのが楽しかったですよね。
スゥ。さんのように記憶力がよければ、いろいろと覚えていたのでしょうけれど
み~んな忘れてしまって、情けない限りです(><。)。。
ayakaさん、観劇専用ブログ持ってるんですね。知らなかった。
私も日常よもやま話のブログ、作った方がいいのかなと、ちょっと考え中。
でも、結局メンドクサくなって現状維持になりそうな予感 (*^v^*)v
by miyuco (2006-05-24 18:54) 

スゥ。

>ayakaサン
教科書は年代や地域、会社によって内容が違いますからねぇ。
星氏の作品は別の学年で(タイトルは忘れましたが)“タイムトラベルをした女性が過去で羽衣伝説の基になる”内容のショートショートも載っていました。
あっという間に教室中でブームになって普段本なんて触れもしない男の子まで授業中机の中に隠して読んでいたものです。

新井素子。彼女を見出したのが星氏でしたね、『奇想天外』誌のコンテストで。後に彼女の御父君と星氏が大学の同窓であると判明したと記憶しています。
彼女の文体、当時から賛否両論でしたが新しかった事は確か。コバルト文庫中興の祖でもあるし、ライトノベルの隆盛も始まりはこの辺からでしょう。

『ひとめあなたに』が好きでした。
ユーミンの♪チャイニーズスープがモチーフになった話なんか怖くて。
あじましでお氏(最近復活しましたね)とのコラボレーションとかも面白かった。
『ブラックキャット』シリーズなんか完結してるのかしら?

こーゆー事、ayakaサンのブログに書けよって感じなんですけど
行ってみたらトピズレなのでココに書いちゃいました。
                          …miyucoサンお許しを×2
by スゥ。 (2006-05-24 22:53) 

スゥ。

かつてのSFはいつだって予兆に満ちていました。星氏の『三年寝太郎』

両親の遺産を食い潰して暮らしている太郎は今で云うニートの引籠もり。
ある日口座のある銀行から現行通りのペースで支出を続けると遠からず破産すると指摘されます。
そこで彼は、まず電話での催眠術を受けてヤル気を出し、次に就職相談の電話を掛けます。
条件は“部屋でベッドに寝転がったままでできる事”
首尾よく“電話で老人の話を聞くだけ”の仕事を紹介された太郎、相槌の打ち方にも馴れてくると、年寄りの繰言からあるアイデアを思いつきます。
電話による通信講座で声帯模写をマスターした太郎は計画を実行し大金を得る事に成功するのでした。
ラストは、相変わらず見た目だけは、ただベッドに寝転がっているだけの太郎の独白で終わります。
「部屋から一歩も出ずに金儲けができる。面白い時代になったものだ」

一連のオレオレ詐欺報道を耳にした時に思い出したショートショートです。
                      アイツラ悪い寝太郎ですが…
by スゥ。 (2006-05-25 08:52) 

miyuco

>スゥ。さん
星新一の引き出しって無限なのかも、って思いながら
中学生の頃読んでました。
スゥ。さんの引き出しもスゴイですね。
うらやましいです(*^^*)    
by miyuco (2006-05-25 09:18) 

綺華

一旦、コメント読んで・・・やっぱりコメント欄伸ばしちゃ悪いと引き返したのですが
「許可」が下りていたので(笑)お言葉に甘えます(^_^;)

そうです、たぶんmiyucoさんと同じくらいですよね。
同じ女子高生が書いたとは思えなくて、新刊が出るのが待ち遠しかったです。
またネコ好きの心をくすぐる「いつか猫になる日まで」という作品名にも
一目ぼれでした。
で、彼女の本で何より好きなのは実は「あとがき」♪
新刊買ってまず始めに「あとがき」読むほど好きでした(爆)

実は星新一さんを読み始めたきっかけは、新井素子さんを見出した作家・・・と
言う事で、恐れ多くも新井素子さんを知ったがために読み始めたという
失礼なヤツでしたね。

「ひとめあなたに」は新井素子さんには珍しい短編集でしたね。
チャイニーズスープ・・・・あれは衝撃的で夢にまで見ました(爆)
基本的には初期の作品が好きなので、「あたしの中の・・」とかお気に入り。

「星へ行く船」のシリーズも大好きでしたが、実は16年前に自宅が
火事になって、ベルばらもはみだしっ子も泣く泣く実家に置いてきたのに
何故か新井素子さんだけは全部お嫁入り道具になっていて・・・消失しました。

「グリーン・レクイエム」もちょっと切なくてすきでした。
ぬいぐるみのぬいさんの話から、結婚後の本にはなかなか手が伸びなく
なってしまいましたが、新井素子ワールドははみだしっ子同様、私の思春期
全般を反映してしまって、改めて読み返すにはかなりの労力が必要です。

miyucoさん、私信にコメント欄使わせていただきありがとうございました

※ここまで書いて1回送信したんだけど、ブラックキャットって完結していたの?
 と、ちょっと探してみたら・・・・ホントだ完結していた!!!
 早速購入する事にしちゃいました(^^ゞ
 スゥ。さんありがとうございました。
by 綺華 (2006-05-25 12:47) 

スゥ。

TVドラマ化された『結婚物語』の主役・沢口靖子を見て
「あれは君の事だね?」と御夫君が発言したとのエピソードが山田詠美のエッセイにあります。
エイミーとモトちゃんて互いに対極に位置する作家な気が…それこそ『絶句…』

曰く、〆切と編集者に追われる様がそっくりで
「…僕と会う以前に結婚していた事があるんだね…」
のらくろダグ君(詠美氏の夫のアダナ)可愛いすぎです。
                  新井素子=沢口靖子ってのもカナリ…自粛…
by スゥ。 (2006-05-25 18:17) 

miyuco

『結婚物語』は見てました。
陣内が夫役でしたよね。あれは好きだったんだけど。
新井素子の文体がわたしには向かなくて…
そのころは、海外本格ミステリーばかり読んでいる時期だったんです^^;
by miyuco (2006-05-26 10:16) 

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