SSブログ

『ダ・ヴィンチ・コード』 観てきました [外国映画]

あれだけの分量の原作を150分にまとめるのはムリだろうと
誰もが思っていることでしょう。
蘊蓄の山をどんなふうに捌いてくれるのか。

案の定、本筋を追った駆け足のストーリーでした。
しかたないかな
よくやったほうなのかもしれない。

ルーブル美術館、もっと見せてもらえると思っていたのに…。
テンプル教会、ロスリン礼拝堂、もっと見たかったです。
それが『ダ・ヴィンチ・コード』を映画館で観る目的だったのに、
ガッカリ。



ウェストミンスター寺院にあるアイザック・ニュートンの墓。
こんなに大きなものだとは思いもしなかった。
映画で見て初めて知りました。

今まで、トム・ハンクスを映画館で見たことがなかった^^;
チャーミングな方ですね。
でも、サー・イアン・マッケランには勝てないな。
あの人懐こそうなユーモアを湛えた目で、
くわせ者を演じてました。
シラスを杖で倒すところなんか、
ガンダルフみたい、と思ってしまった((ヾ(≧∇≦)〃))
いいですね~

シラス、かわいそうでしたね。
あんなに美形が演じたら、
操り人形としての悲しさが際だってしまいます。
罪のない人間を五人も殺害した凶悪殺人者なんですが。

原作とは設定がいくつか違っていました。
ファーシュがオプス・デイの信者になっていることにはビックリ。
彼は信者なのではないかな、と原作を読んでいる時には思ってた。
(実際は違いました^^;)
ファーシュが黒幕と関わっているのでは
と思わせるミスリードのためには
もともとオプス・デイと繋がりがあるという
設定のほうがわかりやすい。
刑事としての直感だけでラングドンを犯人と決め付けて
あそこまで執拗に追いかける展開にはムリがあります。

ソフィーとラングドン、ロマンスは生まれないんですか?

原作のエピローグの部分。
映画ではわかりにくかったような気がする。
「聖杯の探求の目的は、
マグダラのマリアの遺骨の前でひざまずくことだ。
貶められ、失われた聖なる女性に
心からの祈りを捧げるために、旅をつづけたのだよ」
ゆえに、ラングドンはここで膝を突く。

パリの街の石畳に走る、古のローズ・ライン。
ロマンチックですね 

 


nice!(1)  コメント(8)  トラックバック(2) 
共通テーマ:映画

nice! 1

コメント 8

綺華

観てから感想書こうと思ったんだけど・・・・
8月まで舞台のチケットがいっぱいで♪♪♪
映画・・・・観に行けるかな?

忘れた頃にここに感想書いてるかも(爆)

ちなみに・・・ラングドン役のトム・ハンクスあまり好きじゃなかったけど
↑の写真・・・ス・テ・キ(≧∇≦)
by 綺華 (2006-05-30 17:47) 

miyuco

>ayakaさん
舞台でスケジュールが埋まってるなんて、ステキ!
楽しいこといっぱいじゃないですか♪

う~ん、原作読んでいるなら、ムリして観なくてもいいかも…です。
by miyuco (2006-05-31 08:26) 

綺華

いつ行けるか・・・なんて言ってたのに、昨日見てきちゃいました(笑)
ジムに行こうと思ったら休館日だったので、そのまま行ってきました(^_^;)

まず思ったのが、暗号の謎解きが呆気ないほど早い。
もちろん映画の長さにあれだけのストーリーを入れるんだから仕方ない事とは分かっていても・・・その楽しみがないのは悲しかった。
miyucoさんも書いておられるように、期待していたほど有名な絵画の
場面がなかった事もガッカリ。
まして、リーが単なるマニアなじーちゃんみたくてそれも悲しい。

ロスリン礼拝堂での感動の場面も、原作ではソニエールの奥さんが
ソフィとソフィのお兄さんを守るために、愛し合いながら別れ別れになって
お互いの使命を全うしているはずなのに、ソフィの祖母として出ていたので
なんだか感動も薄れてしまったのです。

でも・・・・いろんなイチャモンつけても、最後の聖杯にひざまずくラングドンを
映像として見られた事は何よりの感動でした。
文句つけながらも、最後は涙がこぼれたのは、やっぱりこの作品が
素晴らしいからなんでしょうね。

確かに信仰を持つ人には素直に受け入れられない
ものがあるのだろうと察しますが、無宗教である事で楽しめたなら
それはそれで良かったとのん気に考えてました。
by 綺華 (2006-06-01 11:23) 

miyuco

>ayakaさん
おっ、見に行ったんです^^v
ひとりぼっちだと思っていたソフィーが、家族と再会するという原作の感動は
まったく感じ取れませんでしたね。家族を失ったソフィーの悲しみが、
映画ではあまり伝わってこなかった。
ラストのラングドンの行動もそうですけれど、中途半端に説明不足ですよね。
慌ただしい映画でした。
映像的に、もっとゴージャスにしてほしかったな。
ルーブルとか礼拝堂とか、もっと観たかったですよね。
by miyuco (2006-06-01 18:27) 

KANAchanMaMa

最新記事から遡って、この記事に たどり着きました~。(^^♪
多分 興味を持つ範疇が 似通った方なのかな~?! miyucoさん☆
映画化されるに当たっては、ど~しても 展開の“超特急化”が 不満点に
なってきますよね。いい加減に 原作を読み、いい加減に 映画を観ていた私には、
目が覚めるよ~な(!?) 感想記事でした!(^^ゞ
当方記事も TBさせて下さいマセ!m(__)m
by KANAchanMaMa (2006-06-08 12:02) 

miyuco

>KANAchanMaMaさん
TBなど(以下ry
ありがとうございます♪
by miyuco (2006-06-08 15:59) 

真紅

miyucoさん、こんにちは。TBさせていただきました、よろしくお願いします。
読んでから観ると、やはり不満のほうが大きくなってしまうものなのでしょうか?
しかし未読で観たら、理解できたか自信無いです(笑)
ポール・ベタニーはよかったですね♪ ではでは。
by 真紅 (2006-07-06 13:41) 

miyuco

>真紅さん
あれだけのうんちくが詰まっている原作を映画化すること自体が
難しいことですよね。不満が出るのはしかたない事なのかもしれないですね。
男性出演者の平均年齢が高くて(笑)
若者はポール・ベタニーだけしか出ていないような気がしました^^
ストイックな感じが素敵でした。シラス、かわいそうだったな。
コメントとTBありがとうございました♪
by miyuco (2006-07-07 22:01) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 2

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。