SSブログ

『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』 [外国映画]

『Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull』
観てきました!楽しかった!
二時間ちょっとがあっという間でした。
テーマ音楽を聴いただけでわくわくします。
インディ・ジョーンズ、お会いできて嬉しいです。

相変わらず息もつかせぬ展開でした。
前三作には必ず美女とのロマンスがあり
そこが緩急の「緩」だったような気がしますが
今回はそれがなくずっとハイテンションでした。
私はこのシリーズに美女不要と思っているので(笑)
マリオンとの年季の入ったやりとりだけでもう十分。
(「007」のような映画を作りたいという最初の意図を
成し遂げるには「美女」が絶対条件でしょうけれど)

インディの考古学の知識を生かした謎解き
遺跡、追いかけっこ、助かったはずなのに欲張って命を失う人
うじゃうじゃいる気持ち悪い生物
おなじみのシチュエーションが散りばめられています。
しっかしあれは気持ち悪かった(_ _。)
となりで連れが腕をかきむしってました…

体のキレはいささか鈍くなっても知識の深さと判断力は
以前と全く変わらない。
インディ・ジョーンズは魅力的です。

若い男の子マット(mutt)が登場。
変わった名前だな。雑種犬(mutt)か?
なんてインディに言われます。
「Indiana」が本名ではなく愛犬の名前を
勝手に名乗っている事を知っていると
ここで「!?」って思いますよね^^

ソ連のKGB、イリーナ大佐を演じるケイト・ブランシェット
ロシア語訛りの英語(だと思う^^;)
ピンと伸びた背筋、きびきびした動き、
サディストっぽい表情、完璧な軍人さんでした。
確かこの前見たときは完璧に「ボブ・ディラン」だったのに…
最初にスクリーンで見たときは
優美で底知れぬ恐ろしさを秘めた「森の奥方・ガラドリエル」
そして威厳に満ちた「エリザベス女王」のときもありました。
なんて見事に変幻自在な方でありましょう。

所定の位置にしかるべきものを置くと仕掛けが作動する
この映画だけでなくいろいろな作品でそういう場面を見るけれど
ゴゴゴと動く瞬間は何回見てもわくわくします。
崩れ落ちる遺跡もお約束。

ラストの帽子の扱いも粋ですね^^

一点だけひっかかるのは「核」の取り扱い。
デリケートな問題を何故このシリーズに出すのかわからない。
制作者たちにとっては「デリケート」ではないのかな。
瀧から三回落ちても不死身のヒーローは大好きだけど
「核」を不死身をアピールするアイテムにしてほしくない。
残念です。


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(2) 
共通テーマ:映画

nice! 1

コメント 2

hash

こんばんは。
>見事に変幻自在な方でありましょう
C・ブランシェットはどんな役でも完璧に演じてしまいますね。
>一点だけひっかかるのは「核」の取り扱い
どうしても気になってしまいますね。
核に対する皮肉だと信じたいです。
by hash (2008-06-29 00:19) 

miyuco

hashさん、こんにちは。
C・ブランシェット、恐るべし!
と実感いたしました^^
「キノコ雲ほど悪のパワーを象徴する映像は他にない」
とカンヌでルーカスが発言していたようですが
何だか釈然としないです…
nice!とコメントTBありがとうございました。
by miyuco (2008-06-30 16:14) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 2