SSブログ

『シャーロック・ホームズ』 [外国映画]

19世紀末のロンドン。
若い女性が不気味な手口で殺される事件の犯人として、
ホームズとワトソンは黒魔術を操る男、ブラックウッド卿を逮捕する。
彼は絞首刑となるが、死の直前、「私は復活する」と宣言。
その言葉通り、謎めいた事件が続発し……。

おもしろかった!
知的で物静かという従来のイメージとは異なる
アクティブで肉体派のホームズが魅力的です。

ロバート・ダウニー・Jr(ホームズ)とジュード・ロウ(ワトソン)
絵になる役者さんを観ているだけで満足でございます^^
「“腐”があるよー」
と一足先に観てきた息子が言ってたけど
ホームズ…なんて大人げないんだ…
“腐”と言われてもしかたない駄々っ子ぶりでしたわ。
まっ、それもご愛嬌ですけどね。

ワトソンが婚約者を紹介したいと誘ったレストランで
周りにいる人たちをただ眺めているだけではなく
意図せずとも観察・分析してしまうホームズ。
観察中毒のような“業”とも言える性質が描かれていて
おもしろかった。
そのあとワトソンの婚約者・メアリーに余計なことを言って
怒らせてしまいました。
(メアリーが挑発したのかも。なんなのこの三人の関係性)

話があっちこっちに飛んでしまうので
観ていて遭難しそうになったけど
ちょっと考えると筋はいたってシンプル。
もう少し整然とした方がいいのでは。

絞首刑をまぬがれた手段には
全然なっとくできない…

19世紀末期・ビクトリア朝時代の衣装は大好きです。
男性陣が着ているツイードのスーツやコート。
ホームズを翻弄するナゾの美女・アイリーン
演じるレイチェル・アクアダムスが身につけていた
鮮やかな色のドレス、素敵でした。

レストレード警部もよかったです。
さりげなくホームズへの私怨をはらすところが好き^^

334016view007.jpg


続編が楽しみです!


nice!(3)  コメント(5)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 3

コメント 5

びっけ

さすが、miyuco さん!
もうご覧に なったのですね!
私は、ホームズがバーチャル世界の初恋の人なので(笑)
どうしたって、ロバート・ダウニー・Jr はないだろう!
と思っているのですが、それでも観ないことには評価できませんものね。
ジュード・ロウ・ワトソンも気になるし・・・。(^^;

それにしても「腐」って何なのでしょう?
これが一番 気になります!(笑)
by びっけ (2010-03-24 21:53) 

miyuco

うわぁぁぁぁっ!
調子にのってヘンなこと書いちゃった…
「腐」っていうのは「腐女子」の好むもの
【友情を超えちゃったんじゃない?
という男性同士の親密な関係】
みたいな意味合いで使ったのだと思います。
ボーイズラブ略してBL的なノリというような。
ちなみに「“腐”があるよー」のあとに
「でも直接的な描写はないからダイジョーブ」
と長男は言ってました^^;

頭脳明晰で紳士然としたホームズのイメージと
ロバート・ダウニー・Jr はあまりにもミスマッチですよね。
映画では頭脳明晰にプラスして肉体派ホームズとして
描かれていて、それはそれで魅力的でした。

小学校の図書室で山中峯太郎のホームズ全集を
読んだことがミステリー好きになったきっかけですが
きちんと(?)翻訳されているものは
まだ読んだことがありません^^;
いつかきちんと読んでみたいと思っています。
nice!とコメントありがとうございました!


by miyuco (2010-03-26 16:43) 

miyuco

ミナモちゃん、nice!ありがとう♪
by miyuco (2010-03-26 17:22) 

inuneko

お邪魔します。
鑑賞前に警告を発するご長男もなかなか粋ではないですか!やるなぁ、ニヤリとしてしまいました。
by inuneko (2010-04-04 04:15) 

miyuco

こーゆーことわざわざ言ってくるヤツは
ハハのことをどんな人間だと判断しているのだ?
とちょっと気になるところですが…
by miyuco (2010-04-05 18:21) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0