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『SPACE BATTLESHIP ヤマト』 [日本映画]

「可能性を本物の希望に変えよう」

映画、おもしろかったです。
昔々に放送されていたアニメを見てました。
宇宙戦艦ヤマトが地中からググっと現れるところが
大好きだった。
まさかそれを30年以上も後にスクリーンで見られるとは…
(波動砲の発射口に光の粒子が集まるところも大好き)

ヤマトが飛び立ってからは怒濤の展開
あっという間に映画にひきこまれました。

流れる音楽が当時アニメでくり返し聴いていたメロディで
もう忘れていたはずなのに瞬時に記憶の底からよみがえり
懐かしく、そして映画スタッフの原作への敬意を感じて
グッときました。

30分番組26回分のボリュームがある原作を
二時間半にまとめるのは無理があって当然ですが
健闘していたと思う。
スペース・オペラとして楽しめました。
「ラブ」の部分はあまり興味がないけれど
アニメもセンチメンタルなところがあったので
それもふくめて「宇宙戦艦ヤマト」なのだから
しかたないのでしょう。

「森雪」の造形が大きく変わっていた。
それが演じる黒木メイサとうまくシンクロしていて
とても好感が持てました。
もともと男性目線でつくられたような
原作の森雪が私は苦手だったし…

木村拓哉、適任だったと思う。
賛否両論かまびすしいと予想される作品を引っ張るには
こういう立ち位置の人でなければ難しいでしょう。
クサいセリフを言うときはちゃんと「キムタク」になってた^^

沖田艦長の山崎努さん、重々しかったです。
艦長はカリスマですもの。
真田役・柳葉敏郎さん、男気があって映画の雰囲気を
骨太にしてくれた気がする。
柳葉さんをいいなと思ったのははじめてです(スイマセン)

島大介演じる緒形直人もよかった。
操縦桿を古代へ渡す。
一度目は再会を楽しむように、別れが近づいた二度目は
万感の思いを込めて。
追いつめられて無謀なワープを敢行する古代の手に
自分の手を重ねるお前だけには背負わせないぞと
言わんばかりのシーンが大好きです。

デスラー総統!お久しぶりです!
あの声の威圧感、最高でございます。

日本製スペース・オペラ、おもしろかったです。

planered.gif

昔話を少し。
1974年から始まった夜7:30分からのシリーズは
見ていませんでしたが
1975年、夕方の再放送を熱心に見てました。
再放送で連続して見ると
ストーリーに入りこみやすかった。
学校からダッシュで帰ってきて見ていた中学生は
ずいぶん多かったみたいです。

翌年、高校へ入学するとクラスの男子たちのなかに
ヤマトについて熱く語っているグループを発見。
ヤツらは唐突に「艦長!」とヤマトごっこを始めるので
聞こえるとおかしくてしかたなかった。
う~話に入りたいと思いつつ、イケてない無口な女子の私は
こっそりと聞き耳をたてるのでありました。
(よく聞くと私にはとうてい到達できないディープな世界だった…)

きっとあの男子たちは映画に文句を言ってると思う。
とっても楽しそうにね。

spacebattleshipyamato01.jpg

・一点だけどうしても言いたい
ガミラスの戦闘機を捕獲するのはいいけれど
あんなに無防備に扱うなんて危機感薄すぎ。


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コメント 2

綺華

もう観てきたんですね。
いいなぁ~~♪

>きっとあの男子たちは映画に文句を言ってると思う。
そう言う当時の男子がいるので(^_^;)
観に行くタイミングが難しい(笑)

キムタクは何やってもキムタク・・・・と
思っているいじわるファンだけど
古代くんは年齢差し引いても彼ほど似合う人はいないと思う。
まして真田さんは絶対柳葉さんだと思っていたから
それだけでも私は観に行きたいのに。
しかし・・・デスラ―は誰がやっているの・・・?????

ヤマト世代だけど、それほど思い入れなくて
だけど懐かしい・・・・そんな程度のファンには一番楽しいかもね。
あ~~~観に行きたいよぉ。

by 綺華 (2010-12-07 13:22) 

miyuco

>綺華さん
ふふふっ、ダンナさん、きっと文句言うと思う。
それでもスクリーンで見た方が絶対いいです。
デスラー総統は…
だいじょぶです。あのセリフを聞けますよ^^
nice!とコメントありがとうございます♪
by miyuco (2010-12-08 18:34) 

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