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6月の読書メーター [読書メーター]

6月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1377ページ

『ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち』
売れてるみたいだけどどんな感じなんだろう
興味はあったけど図書館で順番待ちするのもな~
などと思っていたら次男の部屋でこの本を発掘。

彼はこの作者さんの本をしばらく前から読んでいたそうです。
その流れで買ったけどこんなに話題になるとは思わず
応援していたマイナーな作家がブレイクして
うれしいような「遠くにいっちゃったんだ」という
ちょっとさびしいような感覚になっていたらしい。
うんうん、よくわかるよ、その感じ^^

そろそろシリーズ二作目も読み終えていただきたい。
通学カバンの中でぐちゃぐちゃになってるみたいだけど。

 

夜の国のクーパー夜の国のクーパー
「知る勇気をもて」「自分の理性を使う勇気をもて」
始めのほうで引用されているカントの言葉が
この本を代弁しているのかもしれない。
しかし消化しきれているのかな・・・
物語を読み進めるために散りばめられるはずの
ピースが足りないと感じました。
前半は読みづらかったしラストは唐突だった。
残酷な結末ではなかったことにホッとしました。
読了日:06月30日 著者:伊坂 幸太郎


僕らのご飯は明日で待ってる僕らのご飯は明日で待ってる
会話の雰囲気が川原泉さんの作品の空気に
ちょっと似ているなと感じました。
幸福なまま物語が終わっても
よかったんじゃないのかな。
読んでいくうちにふたりのことがとっても愛おしくなりました。
読了日:06月16日 著者:瀬尾まいこ

命をつないだ道: 東北・国道45号線をゆく命をつないだ道: 東北・国道45号線をゆく
「地元の人たちが助けてほしい、って言っているでしょう。
それで何もしなかったら嘘だ。」
自発的に重機で道路をきりひらく地元の建設業者の人たち。
見返りなど考えずに動いた方たちが大勢いたのですね。
頭が下がります。読んでいて胸が熱くなりました。
読了日:06月14日 著者:稲泉 連

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
この本を甘く見ていてスイマセンと
まず謝っておきます(何に?)  
栞子さんの無邪気な策士ぶりに作者のセンスを感じます。
実は悪い女なんじゃないの?
という疑念が残るライトじゃないところが好きです。おもしろかった。
読了日:06月10日 著者:三上 延

ヒア・カムズ・ザ・サンヒア・カムズ・ザ・サン
「Parallel」は揺れ動く心情を
丁寧に描いていてとてもよかった。
前半の作品とは比べ物にならないほど濃厚な味わい。
読了日:06月06日 著者:有川 浩

2012年6月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター


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コメント 2

sknys

ネタバレについて
「ネタバレ」が手抜き記事への言い訳になっているような?
コピペ文章や写真、リンク動画ばっかりでウンザリしちゃう。

TwitterやFacebookで充分というブログも少なくない。
ソネ風呂は1つの記事に5万字まで書けるのに、勿体ないなぁ。
「沖座里雛」というHN(バレバレ)で囀っている人もいますが‥‥。

清水玲子さんの「秘密」は「げろげろぬちゃぬちゃ」なの?
by sknys (2012-07-07 20:20) 

miyuco

sknysさん、こんにちは。
「TwitterやFacebookで充分というブログ」
が淘汰されていくのはいい傾向なのかもしれないけれど
読み応えのあるブログも減っていくのが残念。
時がたてば生活環境が変わって
文章をつづる時間をつくることとか
モチベーションを保つことが
難しくなるケースも多いと思います。
単純に飽きちゃったりね。
新規参入する人が少ないのもさびしいです。

「秘密」
そういうのが苦手な私にはちょっとつらかった。
ストーリーは好みなのに挫折しました・・・
by miyuco (2012-07-12 15:56) 

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