9月の読書メーター

読んだ本の数：7冊
読んだページ数：1881ページ

積読状態だった加納朋子さんの
「駒子シリーズ」をやっと読みました。
なんだか宿題を片付けたような気分。
さわやかな後味が心地よかったです。

2012年9月の読書メーター
読んだ本の数：7冊
読んだページ数：1881ページ
ナイス数：38ナイス

リセットの感想
きちんと自分で選んだからには
覚悟を決めて生きていかなければならない。
という落とし所にいたるまでが上手く描かれています。
普通の人より多くの経験値があっての人生は
ちょっとずるいかな？
読了日：9月30日 著者：垣谷 美雨

天地明察(上) (角川文庫)の感想
渋川春海が愛すべき人物として描かれていて、
それだけでこれからどうなるのだろうと
先を読みたくなります。
しかしもう少し堅苦しい文体でもいいのでは
という意見に私も賛成です。
読了日：9月26日 著者：冲方 丁

虚像の道化師 ガリレオ 7の感想
草薙と同期の刑事のふてくされっぷりと
それをばっさりと切り捨てる湯川がおもしろかったです。
あんなことで人生を棒に振ることはない
とでも言いたげに女性に助言する
湯川と草薙はやさしい。
どれも水準以上の出来でさらっと読めてしまったので
もう少し「コク」とか「毒気」とかが欲しいなと思うのは
要求しすぎ・・・ですよね。
読了日：9月12日 著者：東野 圭吾

ななつのこものがたりの感想
ふふふっ、男の子には「ななつのこ」と
同じ名前をつけたのですね。
「スペース」から本作までの間にどんな物語があったのか、
加納朋子さんはあと一作お書きになる予定が
あるそうなので気長に待っています。
とても楽しみです！
読了日：9月9日 著者：加納 朋子

スペース (創元推理文庫)の感想
彼はそんなふうに過ごしていたのですね。
前半はどこか不自然な感覚が邪魔して
読むのがつらかった。
しかしこれが「バックスペース」の助走となり
後半はとても楽しく読めました。
人が救われたり幸福になる話はいいですね。
読了日：9月8日 著者：加納 朋子

魔法飛行 (創元推理文庫)の感想
「ななつの子」の続編ですが、
謎めいた手紙を挟み込み、
前作とは一色違ったかたちに仕上げています。
駒子と瀬尾さんが一緒に行動するところが
決定的に違います。「スペース」を読むのが楽しみ。
読了日：9月6日 著者：加納 朋子

ななつのこ (創元推理文庫)の感想
これがデビュー作とはとても思えない。
「白いタンポポ」が好きです。
ああいう風に一生懸命な先生はちょっと苦手。
駒子は加納朋子さんそのものですね。
「無菌病棟より愛をこめて」を読むとよくわかります。
読了日：9月1日 著者：加納 朋子

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